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町田

ないとー

内藤

ん?

町田

俺さ、最近趣味みたいな感じでマンガ書いてるわけよ。

内藤

ほう。まっちゃん絵上手いもんなー

内藤

どうかしたの?

町田

いやさ、ふと思ったんだよ

町田

この絵を見て

内藤

おう

町田

町田

内藤

人が人の絵を描いてる……?

町田

そう!

内藤

その絵がなんかあるのか?笑

町田

じゃー、絵の中の人がAくん、絵を描いてる人がBくんとして、

内藤

ふむふむ

町田

Aくんは、自分を作ったBくんが見えていると思う?

内藤

絵の中の人がこっちを見てたら怖すぎだろ

内藤

見てえないで!笑笑

町田

正解!

町田

Aくんは、自分の存在を作ったBくんを知らない。

町田

ここからが本題

内藤

なんだよ、前置きなげーな笑

町田

俺が描いたBくんは、俺の事を知らない

内藤

さっきと同じだね

町田

よく考えてみ

内藤

まて

内藤

まさか

内藤

俺たちが気付かないだけで

町田

そう

町田

俺たちを作っている人がいるんだよ

内藤

でもさ、それって終わりが無いよね?

町田

そこなんだ

町田

BくんがAくんを描いた

町田

俺がBくんを描いた

町田

誰かが俺たちのやり取りや会話を書いた

町田

またまた誰かがその様子を描いた

内藤

やっぱ終わりがない

町田

当たり前なんだけどねw

内藤

どういうこと?

町田

だって

町田

絵の中の人はすぐ隣りいる俺らに気付けない

内藤

内藤

理解した

内藤

つまり

内藤

俺らの会話をすぐ隣で見てるやつがいるわけだ

町田

そうだね

内藤

なぁ

内藤

そこの君

内藤

俺らのやり取りを見ている君

内藤

君だってすぐ隣で他の何者かに見られているんだからな

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