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(;ω;`*)(;ω;`*)(;ω;`*)(;ω;`*)(;ω;`*)
うん....やっぱちゅきなんよ、
桃青、黄赤、黄青です! 地雷、腐が苦手な人、純粋さんバイバイ 通報ダメ絶対( ^∀^)
しばらく歩くと、
見慣れた僕たちの学校が見えてきた。
🍓👑高校。
新設校ということもあり
倍率が高かったから、
受験勉強はそれなりにかんばった。
学校の門をくぐると、女子たちが一目散に
黄くんのところへ駆け寄ってきた。
もぶ(使い回し)
もぶ(使い回し)
毎朝毎朝、よくまあ飽きないこと。
もう見慣れしまったこの光景。
そして、、、
もぶ(使い回し)
もぶ(使い回し)
もぶ(使い回し)
慣れてしまったこのやり取り。
……気づかなかったとかわざわざ言う必要ないよね。
しかも、さっきバッチリ目合ったよね。
毎日、僕は地味な嫌がらせ?を受けている。
まあ、こうやって遠回しに嫌みをいわれたり
するだけだから気にしてはないけど。
青
苦笑いにならないように
女子たちにあいさつ。
赤
赤くんが僕の顔をのぞきこむ。
赤くんと僕と黄くんは同じクラス。
三人同じになれたのは
高校になってからが初めてで、
すごく嬉しかったのを今でも覚えている。
青
黄くんも女子たちからうまく逃げてきたみたい。
玄関で上履きを履く。
チラッと横を見れば、
ドサッと音を立てて黄くんの靴箱から落ちてくるなにか。
まあ、なにかって言ったってそんなの一目瞭然だよね。
青
そう、黄くん宛てのラブレター。
今どきラブレターなんてめずらしいよね。
だって今はスマホのメッセージアプリや
電話があるからね。
でもみんな黄くんに告白するときは
手紙か直接なんだ。
……なんでかというと。
『黄くんってなんでスマホあまり使わないの?』
黄くんは電話自体は持っているこれど、
僕がメッセージを送っても五回に一回の
割合で返ってくるかこないかぐらい。
前に僕が尋ねたとき
『めんどくさいので』
とまあ安易な答えをくれた。
本当はやってほしいんだけどな……
ほら、家にいるときとかなぜか急に寂しくなることとかあるでしょ?
そういうときに声聞きたいなって思ったりするんだ。
まあ、僕は寂しいからって素直に寂しいって言える性格ではないけど。
赤
赤くんの言葉とともに歩き出す僕たち。
教室に続く廊下を歩きながらふと窓をみると、
太陽は雲にさえぎられてみえず、雨の音だけが聞こえる。
ポツポツと音を立てて降る雨の音を聞きながら、
なぜか自分の心に雲がかかっていくような気がした。
廊下を歩きたどり着いたのは、1のC、つまり僕たちのクラス。
ガラッと音を立て扉を開け、教室に入った瞬間
みんなの視線が僕たちに集まる。
あ、ちなみに僕たちなんて言っちゃったけどほとんど黄くんの方だからね。
二列ずつセットで六列並ぶうち、真ん中の一番後ろ、右側の自分の席につく。
窓側が良かったって最初は思っていたけれど今は別に思わない。
冬なら暖房が近くにあってあったかい窓側がいいけれど、今は梅雨だから関係無いし、何より窓側だと湿気がね…。
それに、この席は黄くんと赤くんとも近い。
黄くんは僕の右斜め前、
赤くんは黄くんの右隣の廊下側だ。
僕の左隣の席の人は……
いないも同然。
だって学校に来たところを見たことがない。
どういう人かも知らないし興味もない。
………不登校、かな?
キーンコーンカーンコーン
四時間目の終わりを告げるチャイムが鳴り、お昼となった。
やっと退屈な授業が終わったよー
数学わからなすぎてつらかった。
お弁当はいつも赤くんと黄くんの机をくっつけて、そこに僕が自分の椅子を持っていき食べるというスタイルだ。
これはいつもの日課。僕たち三人はいつも一緒なんだ。
本当は屋上に行って食べたいんだけど、行っちゃいけない。
柄の悪い人たちがたくさんいるんだって。
第一、雨だしね。
でも…………
できれば教室で食べたくないんだけどなー
目線が気になるんだよね。
特に黄くんを見る女子の目が。
それでも、三人で食べれるならいいや。
赤
卵焼きをたべながら、僕は無邪気な笑顔で話す赤くんを見る。
本当にかわいいんだから。
青
そんな赤くんに僕と黄くんが笑って。
あー………
幸せだな。
やっぱり三人でいる時間は幸せだ。
続き♡100