コメント
0件
「世界が滅ぶ」
そう言われた時、
最初は冗談だと思った。
滅びることなんて、
信じきれなかった。
今まで築き上げて来たものは、
無駄だったのか?
…なんて、思ってしまうから。
カチ、カチ、カチ。
一定のリズムで時計の音が響く。
sn
そう、大体怪我をした人は休憩時に来る。
まぁ、普通か。
コツ、コツ、コツ。
廊下から歩く音が聞こえて来る。
sn
立ち上がり、定位置の椅子へと腰掛ける。
ガラガラガラ、
扉が開く。
sn
sn
sn
sn
ni
sn
sn
sn
ni
そう、兄さんは物資の為に色々な国へ行ってたんだ。
sn
ni
sn
椅子から立ち上がり、 軽めのキッチン?へと向かう。
コポポポポポポ……
コップにお茶を淹れ、 お膳に乗せる。
sn
sn
コトン、と兄さんの前にコップを置く。
ni
sn
ni
sn
俺はこの国の医者だから、
他国に出向く事がほぼない。
だからいつもこうやって、
兄さんから聞いているのだ。
ni
sn
ni
sn
sn
sn
ni
sn
sn
ni
ni
sn
4月22日。
今日は、久しぶりに兄さんと会った。
いつもならもう少し帰って来るのが遅いはずなのに……
まぁ……"あれ"の影響も受けたやろうな
まぁ医務室で兄さんとずっと話とったけどな!
兄さんの話も楽しかったで‼︎‼︎
今日の一言:「 」
「今日もごく普通な日だった。」