主
主
主
赤
また朝が来てしまった
憂鬱でだるい身体をベッドから引き剥がす。
学校に行くための準備ー、事務作業を淡々とする。
制服を着る時にどうしても見えてしまう、‘’腕の傷”
赤
嗚咽が漏れる。
準備が終わったので部屋を出ると、
兄弟がいた。
紫
紫
橙
赤
そそくさと家を出る
学校に行く足取りが重い
ああ、学校に着いてしまった。
教室に静かに空気のように入る
だが、そんな俺の気持ちを無視して、いじめっ子達が僕を見てニヤニヤしてくる
赤
いじめっ子A
いじめっ子リーダー
いじめっ子B
いじめっ子C
赤
赤
また放課後が来てしまった
大丈夫、自分に言い聞かせる
ただ、暴力を振られるだけ
我慢すればいいんだから
いじめっ子リーダー
いじめっ子A
いじめっ子B
赤
いじめっ子C
そうやって3時間ほどこらえる
いじめっ子リーダー
いじめっ子A
いじめっ子B
赤
赤
もう日が沈んでしまっている
紫お兄ちゃんに怒られるかもしれない
殴られるかも知らない。
のししられるかもしれない、、
赤
赤
紫
橙
青
黄
赤
赤
赤
クローゼットからカミソリを取り出す
シャツをまくる
ぎゅっと力を入れて腕にカミソリを当てる
美しい鮮血がぷくりと溢れ出る
それを眺めていると心が落ち着いてゆく
そして少し落ち着くと着替えて寝る
これが僕の苦しくて息がしずらい毎日だ
主
主
主
主
次回 ♡150
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