コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
徐々に、ないこやいふ、ゆうすけといった友達が僕に寄り添ってくれるようになった。
みんなが「あにき」と僕を呼ぶそのたびに、心が少しづつ救われていく。
しかし、それでも学校の暴力は消えなかった。
またある日、耐えきれずに持っていたナイフで自分を傷つけたとき、初兎が見てしまった。
初兎
初兎
初兎
その瞬間、心の中で何かが弾けた。
僕は自分が抱えていた感情をぶつけ、思わず涙が溢れた。
みんなが自分を大切に思ってくれていると気づいたから。