スパイの俺たちの生活

俺たちは、学年の中でも特に仲のいいグループ。 男女関係なく、話している俺たちは、 ｢絶対付き合ってるよね？｣ そんな声をよく聞く。 実際には、そんなことはない。 普通のグループだ。 …いや、“普通”ではないかもしれない。 俺たちは、 スパイ。 俺たちは、スパイの中でも特殊部隊。 人を守る。 だから、常に一緒に行動している。 他にもスパイはいるが、あまり接触はない。 これが、俺たちだ。 秋篠宮のメンバー。 ボスの俺。綺羅。 副リーダー。唯織。 まとめ役。春陽。 副リーダー。憂衣。 まとめ役。澪。 手伝い役。菜乃花。 しっかりとしてはいないが、上弦のスパイだ。

高校1年の菜乃花。最年少。 甘えん坊で、全員の妹みたいな感じ。 でも、仕事の時(スパイの時)は、 大人っぽく見える。 いわゆる、“ギャップ”ってやつだ。 菜乃花の能力は、『水を操る』

高校3年の唯織。 副リーダーだけど、馬鹿なヤツ。 運動神経抜群で、仕事の時(スパイの時)も すぐに追いかけてくれる。 でも、勉強ができないし、寝坊する。 唯織の能力は、『炎や火を操る』

高校2年の春陽。 頭が良くて、学年で好かれているそう。 学年で毎回テスト5位以内に入ってるらしい。 仕事の時(スパイの時)は、ちゃんと 頼れる人だ。 春陽の能力は、『計算や数を操る』

高校2年の憂衣。 俺よりも年下とは思えないほど、大人びている。 勉強も運動もできて、まさに完璧女子。 仕事の時(スパイの時)も、誰よりも早く 取り組んでくれる。 憂衣の能力は、『風を操る』

高校3年の澪。 いつもヘッドホンをつけていて、音楽を聴いている。 そのせいもあるのか、話を聞いていない時が しょっちゅうある。 ツンデレで、仕事ができるやつだ。 澪の能力は、『音を操る』

最後、綺羅。(俺) 秋篠宮のリーダーっぽい、ボスだ。 高身長イケメンだと言われるが、自覚なし。 だって、唯織と同じくらいだし。 俺の能力は、『心を操る』