TELLERで恋愛小説を書くのが大好きな女の子がいた。
私
おかーさん、ただいま!
おかあさん
おかえりなさい
おかあさん
早く手洗っちゃいなさい。
私
はーい🙋
私
あーあ、今日もつかれたー
私
早く部屋で昨日の小説の続きを書かないと!
私
おっけい!終わったー!
おかあさん
ご飯できたよ!降りてきなさい?
私
はーい、今行く!
今までごく普通の生活をすごしていた、女の子がある日イケメンな転校生が来て恋に落ち惹かれて行くという恋愛物語です。
私
あーあ、現実でもこんな事起こんないかなー…
おかあさん
あっ、あんた味噌汁こぼしてるよ!
私
え?あー!!やっちゃったよ...
私
はぁ(こんなんじゃダメか...)
私
もうそろそろ寝なきゃ、
私
おやすみなさい。
私
やばい!遅れる!!
私
行ってきます!
私
いたたたたっ
???
いった、
私
あっあのごめんなさい
???
え?あー、こっちこそごめん、って急がないと!
???
じゃーね!
私
あー、はい(随分と急いだ様子だったな…あれ?あの人わたしと同じ制服来てたような...)
私
ってわぁ!急がないと遅刻するー!
私
間に合った!
友達
ちょっとあんたどうしたの?
友達
すごい髪の毛ボサボサで...
私
ちょっと遅れちゃって...えへへ
友達
えへへじゃないでしょ!早く準備しちゃいな。
私
うん!ありがとう。
担任
おはようございます。
担任
今日は転校生が来ています。
担任
れいとくん入りなさい。
れいと
えっと、おはよう。
れいと
転校してきたれいとです。仲良くして貰えると嬉しいな。よろしく。
私
って、あなた朝の!
れいと
ん?あ、ぶつかってきたやつか…
私
あたしからじゃない!
私
(んん?なんかこの展開...私がTELLERで昨日出したばっかりのお話に似てる?)
担任
なんだ?お前ら知り合いか?
担任
なら隣同士になりなさい。
私
えっ?
れいと
はっ?
担任
そんなに嫌か?
れいと
...
私
...
れいと
いいえ、むしろ嬉しいです。こんな可愛い子と隣同士なんて、
私
は?
担任
じゃあ、○○れいとくんに色々教えてあげるよーに。
担任
これで朝の会を終わりにする。
友達
起立
友達
礼
友達
ありがとうございました。
友達
解散
やっぱり、同じだ、私が書いたことが現実になってる?もし、そうだと、私とあのポンコツが付き合うことに...?
私
ありえない!
友達
どうしたの?
友達
そんな大声出して
私
あ、ごめん、ちょっと考え事してたの!
私
なんでもないよ。
友達
そう?ならいいけど。
私
疲れた〜...
おかあさん
あら、おかえり
私
ただいま
私
ほんと最悪、あんなせいかくわるいのとつきa...
私
これ以上言うと小説と同じになってしまう...
私
危ない危ない。
私
もう、これは付き合うしかないのか?
私
でも、だんだんかっこよく思えてきたかも。
れいと
なぁ?
れいと
○○
私
ん?
れいと
あのさ、
私
うん
れいと
なんでもない。ごめん
私
うん?
私
じゃあね!
友達
ねえ、あんたちょっと来て!
友達
やばい事になってる!
私
ん?
友達
あんたさ、最近れいとっていうイケメン転校生が来たじゃん
私
イケメンかなー?で、うん
友達
それで、あんたが隣同士で仲良くしてるのを、あの性格悪グループのれなが知って
友達
めっちゃ悪口言いまくってる。
私
それホントに?そっか...
私
どうしよ
友達
どうも出来ないけどさ、今はとにかく近づかない方がいいんじゃ?
私
そうだね...
友達
何してくるかわかんないし、気おつけて
私
うん、わかった、ありがとう。
友達
バイバイ
私
またね!
私
ただいまぁっ
おかあさん
おかえりぃっ
私
今日は流石に小説書く気にはなれないな…もう寝よ...
やはり、自分が書いた小説と同じことが起こっています…。
れいと
おはよ...
私
(無視)
れいと
おい
私
れいと
なんで無視すんだよ!
私
なに
れいと
今日の放課後グラウンドの真ん中にこい。
私
なんで?
私
やだ
れいと
いいから来いよ?またな
私
なに?
私
早く終わらしてよね。
れいと
あ、来てくれてありがとう。
れいと
あのさ
れいと
俺ずっとお前のことが好きだった。
れいと
こんな俺だけど付き合って欲しい。
私
!?
私
ごめん
れいと
え、?
れいと
そりゃあそうだよね…ごめんな
私
そうじゃなくて、考えさせて
れいと
あ、うん
私
ただいま
おかあさん
あ、おかえり
私
れいとの事どうしよう...れいとは私に優しくしてくれたり、ともだちのすくないわたしにやさしく接してくれた。でも、れいとと付き合ったらいじめられるかもしれない...
私
私がれいとのこと好きなの?
私
ううん、今はただの友達としか思えない...こんな中途半端な気持ちで付き合えないちゃんと断ろう...
私
あのさ、れいと
れいと
?
私
昨日のことだけど
れいと
うん
私
やっぱりごめんなさい、
私
今は中途半端な気持ちだから、この気持ちが好きに変わるまで待っててください
れいと
わかった
私
私はなんて馬鹿なことをしてたんだろう
私
あんなに大切だったのに
私
断ったりしなければ良かった…
私
こんなに好きだったんだあいつのこと...
私
ちゃんと伝えないと
私
呼び出してごめん
れいと
いや、平気
私
あのさ、私ね、あなたが1番大切だってこと気づいたの...だから、こんな私だけど付き合って欲しいです…。ダメだよね…
れいと
いや、
私
だよね…笑ごめんね
れいと
俺は、お前じゃなきゃ嫌なんだよ!
私
えっ、、
私
ほんとに?
れいと
あぁ、だから、これからよろしくな!
私
うん!
そして、この女の子は小説と同じ幸せな恋が出来ましたとさ...