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廉side

俺は自分が怖い

○○に嫌われる…それが嫌だ

紫耀が料理を出したとき

○○

美味しい!

ズキッっと俺の心が痛んだ

っ…

嫌だ、○○を取られたくない…

心がそう叫ぶ

紫耀

じゃあ、今度○○に濡れおかきオムレツ教えてあげるね!

○○

ありがとう!

なんでだよ

なんでなんだよ

俺のこと、見向きもしないで

もう、我慢の限界だ!

っ…○○!

気づいたら俺は○○にキスしてた

○○side

え?何が起きたの?

私…廉に…キスされてる…?

○○

んんー!

私は廉を突き飛ばした。

○○

な…何すんの!?

もう我慢の限界なんだよ!

○○

え…?

なんでいつも紫耀ばっかりなんだよ。俺だって○○のこと好きなのに!なんで俺から距離を置こうとするんだよ!

こんなに怒ってる廉、初めて見た…

私が呆気に取られていると、もう一度廉がキスしてきた

拒めない…廉のことを思うと…

パンッ!

○○

!?

っ…痛って…

目を開けると紫耀が廉を平手で殴っていた

廉の唇から血が滴っている

紫耀

廉…もうやめろ…

廉と紫耀と○○以外

………………

……ゴメンな、○○

バタンッ

○○

あっ!廉!

廉はシェアハウスから出て行った

捜さなきゃ…

バタンッ

ドアを開けると、雨が降っていた

私は傘を差さず、無我夢中で廉を捜した

廉…どこにいるの…

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