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✦Day2（実験2日目）✦
【07:12 寝室】
四季がゆっくり目を開けると、 すぐ隣で天音が静かに寝息を立てていた。
近い。 近すぎる。
久遠四季
四季が小さく身じろぎすると、 天音のまつげが揺れた。
如月天音
寝起き特有の低くて甘い声。 無意識に胸が跳ねた。
久遠四季
如月天音
久遠四季
ピッ。
嘘反応装置が光った。
如月天音
久遠四季
如月天音
久遠四季
【08:40 キッチン】
天音が朝食を作り、 四季が不機嫌そうにそれを見る。
如月天音
久遠四季
如月天音
久遠四季
如月天音
久遠四季
でも顔は昨日よりほんのり赤い。
【14:20 リビング・ソファ】
雨が降り出した。 低血圧＋雨の日＝四季の弱点。
四季はソファにもたれて目を閉じている。
如月天音
久遠四季
如月天音
久遠四季
如月天音
嘘反応装置は光らない。
久遠四季
その“疑うような戸惑い”が、 天音の胸をぎゅっと締めた。
如月天音
四季は言われるまま薬を受け取る。 触れた瞬間、体温にびくっと反応した。
如月天音
久遠四季
如月天音
久遠四季
装置はピッ……と反応した。
【22:00 バスルーム前】
天音がシャワー中。 通話報告は四季の番。
研究者
久遠四季
（天音の歌声がシャワー越しに小さく聴こえる）
研究者
久遠四季
（嘘反応装置がピッ）
研究者
久遠四季
装置がまた光る。
久遠四季
【23:30 寝室】
天音がベッドへ。
如月天音
久遠四季
如月天音
久遠四季
如月天音
久遠四季
如月天音
天音は軽く笑ってベッドを少し詰める。
四季は背を向けながら、 胸のあたりを押さえて小さく息を吸った。
久遠四季
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