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何があったんだろうか... 物凄く、疲れた...
ユウ
...ん？
ユウ
どこだ此処...
...起きたか、獅子。
ユウ
!!
ユウ
微かに覚えてる...
ユウ
貴方、昨日俺を殴った人...？
真っ白な耳と尻尾持つ狼のようなその人物は近付いて言う
そうでもしねぇと此処に連れて来れねぇだろ。
ユウ
ほ、ほう...？
ユウ
そ、それで此処はどこなんです?!
それに貴方は誰?!
それに貴方は誰?!
少しは落ち着いて話くらいできないのか...全くこのガキは...。
ユウ
あぁぁすいません...？
順番に話そう。
此処は対公安獣人組織、クランの拠点だ。
ユウ
ク、クラン?!
対公安組織...。 良く噂で聞いた事がある...。
ユウ
(ホントにあるんだな...。)
教える事は...あぁ、俺の名だな
ユウ
名前何て言うんです？
まあ、教えるつもりは無かったが、
お前がそう言うなら...。
ロア
俺の名はロア・ダーク。
ロア
お前と同じ獣人だ。
ユウ
獣人...。？え？やっぱ俺獣人？
ロア
それに今まで気づいて無かったのか...。
ロア
つくづく阿呆だな、お前は。
ロア
まあ、話そうと思っていたから話すが。
ロア
ユウ。
ユウ
?!...何故俺の名を？
ロア
公安に目を付けられている相手なら俺でも知ってる。
ロア
それで、お前の事だが。
ユウ
は、はい。
ロア
獣人は身体の中に獣がいる。
これくらいは分かるよな？
これくらいは分かるよな？
ユウ
はい...
ロア
俺や他のクランの奴らは身体の中に居る獣を操る事が出来る。
ロア
しかし、お前は違う。
ユウ
...？
ロア
身体に存在している獣を操れない、つまり、中の獣が何かを機に出てきてしまうという訳だ。
ユウ
...獣。あ!!相棒!相棒は何処?!
ロア
それはそこの梟(ふくろう)に聞け。
ユウ
梟...？そんなのどこに...
梟
おいコラロア
梟
折角眠っているところに何をいうんだ。
ロア
獅子が聞きたい事があると。
ユウ
(ふくろうが喋ってる?!?!)
梟
まあ喋る梟には少し驚くかもな。
梟
寝ていて少し分かりずらかったんだが...
梟
獅子はその、相棒とやらを探しているのだな？
ユウ
そうなんです!!
ユウ
大切な人で...
梟
...ほう。獅子。お前は運び屋だよな。
ユウ
(見抜かれてるっ?!)
梟
獅子。梟を侮るでない、
梟
梟の私の能力は相手の思考を読み取るというものでな
梟
私達が獅子の名前を知っているのもこの能力があっての事だ。
ユウ
...相棒は？
梟
そうだな、公安に連れてかれたとでも言っておこうか。
ユウ
...クソッ!!絶対許さねぇ
梟
...公安が許せないか？
ユウ
絶対に...絶対許さない。
梟
ならこうしよう、
梟
私達が相棒探しに付き合ってやる。
梟
その代わり...
ユウ
その代わり...？
梟
獅子にはクランにはいって貰う...それで良いか？
ユウ
こんな、俺に？
梟
そうだが。
ユウ
ふぇええええええん(泣き出す)
梟
どうしたんだ獅子？嫌なのか？
ユウ
何も無い俺にこんな事してくれる人なんてっ...初めてで...ついッ...ﾋｸﾞﾂ...嬉しくて...ﾋｸﾞｯ。
梟
おお。そうか。そうか。
ユウ
うぁああああん嬉しいよぉぉぉ!!
ロア
バっ...おまっ...こっち来んな！
やめろ!!
やめろ!!
ユウ
うぇええええん!!
ロア
やめろって言ってんだろがッ!!
こけし
はい、2話です。
こけし
ここまで見てくださった神様。
こけし
マジでありがとうございます。
こけし
相変わらずの駄文ですがこれからもよろしくお願いします。
こけし
さて(？)
こけし
本日はお日柄もよく(？)
こけし
寝るのに丁度良いので(？)
こけし
寝ます(？)
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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