新連載行くぞいっ!
赤嫌われだよ😵💫💗
私の書く物語全部赤くん幸せじゃない😿
今回は、はっぴえんどにするっ!!
では、第一話
愛されないとわかっていても。
どうぞー
説明欄
赤
黄
桃
青
この世界は、不平等だ。
みんな平等に愛されることなんてない
俺は、
『愛されないとわかっていても』
愛されたいと思ってしまう。
ずっと家族のそばにいれて、
幸せなあいつが、
双子なのに、羨ましくて。
幼い頃の俺は、
『黄くんなんていなければよかった、』
そんなことを口走ってしまった。
あの子の、苦しそうな哀しそうな瞳が
俺の頭から離れないんだ、
赤
また、夢。
俺は、最近夢を見る。
幼い頃の、記憶だ。
赤
なんとなく時計に目をやると、
時刻は7時を超えたところだった、
赤
俺は慌てて飛び起きリビングに向かった
リビングに行くと家族は起きていて
赤
と声をかけるが誰一人聞こえていない。
なぜなら、俺の双子の面倒を見ているからだ。
黄
苦しそうに咳をしていて、辛そうだ。
赤
と、声をかけると
桃
青
と言われた。
黄
と咳き込む君に優しく背中をさすってあげている兄の姿を横目で見ながら
置いてあった朝ごはんを食べることにした。
赤
目玉焼きだけの質素なご飯。
横には、サラダやヨーグルト、食パンまで用意されている。
黄くんの分だ。
健康な食事を取らないと、黄くんは、すぐ体をこわす。
赤
そんなことを考えるのをやめるのかというように黄身の部分をぐちゃぐちゃと箸で割った。
それを豪快に口に入れた。
赤
そして、立つと同時に
桃
雑用をたのまれた。
赤
苦笑いしながらリビングを出て家を出る。
一人、学校までの道を歩いていると、
モブ
モブ
聞こえる声でそんなことを言われた。
赤
聞こえないようにフードを被り、早歩きするが
モブ
と大きな声で言われてしまった。
その声でみんなが振り返り俺見て笑う。
恥ずかしくて、もっと足を速めた。
学校につくと、
片一方だけなくなった上履き。
赤
何回目だろうか、
無表情でロッカーを閉め
来客用スリッパを手に取り
床に置く。
モブ
モブ
無視して階段を上がる。
教室に入ると一気にクラスの目線が俺にくる、
モブ
モブ
そう。俺は、いじめられている。
赤
黙って椅子に座ると、
モブ
モブ
一気に騒がしくなる教室が辛くて
無言で立ち上がり
立ち去る。
水をかけられたり暴力を振られたことはない。
だけど、毎日無視をされ
臭いと言われ菌扱いされる。
訳が分からない。
いじめられた理由は、
俺がいじめれなかったから。
ある子がいたんだ。
その子は、手が動かせない子だった。
それをみんな馬鹿にして
笑った。
そんな時その子に物を投げる行為が流行った。
手で物を受け取れないその子は、戸惑った。
クラス順番物を投げていった
俺の順番だった。
その子の瞳からどんどん光がなくなっていっていた。
そんな顔を見て俺は、どうしても投げられなかった。
そこから偽善者だと罵らられ
自分がいじめの対象者になった。
いじめられていたその子は学校に来ないまま転校してしまった。
俺は、結局は何がしたかったのだろう。
分からない。
ただ、俺は、自分の手で人をいじめれなかった。
自分が弱くて少しでもいい人でいたかったからだ。
さっさとこんな世界壊れてしまればいいのに
この世界は醜い。
人を嘲笑って
人を馬鹿にする。
勝者か
敗者か
自分より弱い奴を見つけては侮辱する
そんな世界に意味なんてないだろう。
だったらはやくこの世界から消えてしまいたい。
回想
幼い頃
いつも黄くんは、
大切な時に熱を出した。
赤
桃
赤
青
赤
桃
赤
青
黄
桃
青
いつも俺から兄を奪った。
小さい頃に母も父もタヒんで
思う存分両親からの愛を与えてもらえなかった。
俺は、寂しかった。
赤
桃
赤
黄
青
黄
桃
羨ましい。
ずるい。
そんなのしてもらったことないのに、
いつもいつも、
黄くんだけ
あいつだけ。
俺だって!!
見てよ?
俺一人だけがお兄ちゃんの頭にいない。
赤
桃
赤
俺は限界だった
朝目を覚ますと隣には誰もいなくて
リビングに行くと黄くんのそばに二人はいて
俺一人だけを見てくれたことなんてなかった。
黄くんなんかいなければいい。
本心だった。
桃
兄に手を掴まれ
桃
と低い声で言われた。
青
桃
赤
桃
パンッ!
その時初めて思い切り頬を叩かれた。
赤
俺の心は、、ぐちゃぐちゃだった。
走ってリビングをでて部屋に篭った
誰も追いかけてくれなかった。
赤
声を上げて泣いた。
なんで俺だけ愛されないのだろう
なんで黄くんのことだけしかみないのだろう、
訳がわからなくて
ただ辛かった。
その日黄くんは、高熱を出した。
そこから一週間熱が下がらなくて
俺のせいなんだと怒られた。
コメント
14件
うわぁ泣いた😭
ガチで好きすぎる..(この作品の限界オタク)