コメント
30件
フォローしました。
フォロー失礼します!(*・ω・)*_ _)
うわぁ〜✨✨✨ めっちゃ素敵です👏 ブクマ失礼します!!
第二話書くねっ…👍🏻👍🏻
あの共依存とかみんなに感謝してる🫠💞
いっぱいいっぱい愛してくださいっ😵💫💗
その分めちゃくちゃ愛します👀💗
赤
思い出したくない過去が蘇ってきて
気持ちが悪くなって
道端で吐いてしまった。
びちゃっ
このままだと授業は受けれなそうだったから
帰ることにした、
赤
教室にかばんは置いたままだったが
あの教室には戻りたくなくてそのまま
校門をでた。
家に帰る道を歩いていると
おばあちゃんに声をかけられた。
おばあちゃん
赤
なんだこの人、。と怪しみながらも
おばあちゃん
赤
正直にいうと
おばあちゃん
頭を撫でられた、
赤
初めてのことだった。
人に撫でられたのは、
おばあちゃんの手は暖かくて
なぜか泣きたくなった。
赤
おばあちゃん
おかしいな…と思っていると、
孫
と、若いお姉さんが出てきた。
おばあちゃん
孫
あぁ…そうなんだと見ていると
孫
と謝っておばあちゃんの手をひきながら去っていった
赤
認知症なのか、
俺も記憶忘れられたらな、。
少しでも悲しんでくれる人はいるのだろうか。
絶対そんな人はいないと
わかっていても。
少し期待をしてしまう俺は馬鹿なのかもしれない。
家が見えてきて少し足を速めた。
赤
と家に帰ると、
誰かいるようだった。
黄ちゃんかな…
体調悪くて休んだのか
よくあるので気にせずリビングのドアを開けた。
がちゃ
ドアを開けると信じれない光景があった。
黄ちゃんが自分の手首を切っていたのだ。
赤
と声をかけると
手に持ってたカッターを
黄くんは落とした。
黄
そう言う黄くんの顔は、泣いていた。
何があったのだろう…
赤
そう言い隣に座った
黄
そういう黄くんは震えていた。
赤
黄
観念したように話す黄くん
黄
赤
黄
赤
あぁ…
黄くんがこんなにも悩んでいるのは
俺のせいなんだ
そうわかっていても。
まだ心の隅でいなければいいと思っている俺は、
どこかおかしいのかもしれない。
赤
ぎゅっ…
そう言い抱きしめてあげることしかできなかった。
黄
泣き出してしまう黄くんは俺には
すごく羨ましく思えた。
いいな、黄くんは
泣けて。
ずるいな…
みんなから愛されて
気持ち素直に言えて
羨ましい
なんで俺は、こんなに苦しんでる人の前で
こんなことを考えてしまっているのだろうか、
赤
君の赤くなった腕をみて俺は辛くなった。
黄
双子なのに敬語で話す黄くん…
赤
俺は、少し大袈裟に笑って消毒液を出した。
黄
少しみるようだった…
赤
すぐに絆創膏を貼って手当てし終えた
黄
えっと…
赤
そう答えると、
黄
と、咳をしだした。
大変なんだなと思いながら、ふと黄くんのスマホを見ると
赤
沢山の通知がきていた。
黄
と言われたのでメッセージアプリを開くと
兄弟からの通知でいっぱいだった。
桃
黄
ーーー昨日ーーー
桃
黄
桃
ーーー今日ーーー
桃
桃
青
黄
ーーー昨日ーーー
黄
青
青
黄
ーーー今日ーーー
青
不在着信
青
青
青
…
赤
黄
…
赤
赤
そう言いリビングを出た
俺は自分の部屋に入ると
自分のスマホのメッセージアプリを開く
通知は0件だった。
兄とのメッセージを開くと
ーーー三ヶ月前ーーー
桃
赤
三ヶ月前…
しかも遡ると黄くん関連のものしかなかった。
青ちゃんとは会話を一切していなかった。
さっきの黄くんとお兄ちゃんのメッセージを思い返すと
自分はことごとく愛されていないことを
再確認できたようで
また心が折れそうになった
赤
やっぱり、黄くんはずるい
そう思っても
何も変わらないと
わかっていても
何度も何度も思ってしまう俺は、
世界で一番
最低だ。