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バタンッ
車の外に出て
大通りの外れ
細道の先に
立派な椿の庭園、大きな渦を描く 枯山水
高級ホテル。そして
鎌倉の社長
江名子
青色スーツの貫禄のある男性の姿が現れる
鎌倉の社長
江名子
樹
鎌倉の社長
鎌倉の社長
切れ長な目で、端正な顔立ち
社長秘書 佐々木
一つにまとめた髪が腰まであり、 さらさらと揺れて
まさしく美人だが、どこか近寄りがたく感じさせる
鎌倉の社長
勝郎はうちの社長のことだ
鎌倉の社長
江名子
鎌倉の社長
鎌倉の社長
鎌倉の社長
江名子
床には赤い絨毯、照明はシャンデリア
社長秘書 佐々木
振り向くと
佐々木が下駄を持っている
江名子
樹
そう言うと、そそくさに履きだす
樹
江名子
樹の手を振り払った矢先、大きくバランスを崩す
樹
江名子
すると、腕を掴まれて
また助けられてしまった
鎌倉の社長
鎌倉の社長
樹
鎌倉の社長
ドアを開けると
それぞれの着物、艶やかな屏風が壁に掛けてあり
それが、ピンクの照明に照らされている
鎌倉の社長
江名子
鎌倉の社長
鎌倉の社長
社長秘書 佐々木
社長秘書 佐々木
社長秘書 佐々木
江名子
樹
鎌倉の社長
鎌倉の社長
鎌倉の社長
江名子
扉の先には
なんとでっかいプールが隠されていたのだ!
鎌倉の社長
社長秘書 佐々木
江名子
社長秘書 佐々木
江名子
樹
樹
社長秘書 佐々木
江名子
江名子
樹
社長秘書 佐々木
樹
江名子
鎌倉の社長
樹
鎌倉の社長
鎌倉の社長
樹
鎌倉の社長
樹
社長秘書 佐々木
鎌倉の社長
バタンッ
江名子
江名子
樹
江名子
江名子
樹
江名子
プールの縁を型どるように歩いてみる
江名子
ボトルを逆さにすると、ぬる~と足元に垂れていく
江名子
樹
ザパンッ