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少し時間が空いてしまいましたが、こんにちは。

そろそろ終盤が近づき始めています。

不穏な空気が漂う麗ちゃん。この後彼女はどの道を選ぶのでしょうか…

牛タンつくね

よろろくおねがいするます。

本編始まります。

━━━━━━━━━━━━━━━━

"私の周りには、もう、誰も要らない"。

ジョエル

…なぜ?
君は───仲間のために"白"になったのでは?

ッ……!!

…何故、
何故お前がそれを知っている!!

ジョエル

何故も何も…有名な話だ。

有名、か……くだらない。
いいわ、どうせお前を消せばいいだけの話…

だから…死ねよ!!

シュッ!!

ジョエル

!ふんっ……、

ジョエル

(コンマ1秒………動きが遅れてたら死んでいたな)

(やっぱり動体視力に長けてる。……こんな奴に圧されてたまるか)

ジョエル

その程度か?ノワール。
…最強の"名折れ"だな

チッ…五月蝿いってんだよ!!

ジョエル

……ワンパターン。動きが読みやすいな。
何をそんな感情的になる?私が君の気に触る事でも言ったか?

なってなんか………っ、!

(───可笑しい、こんなの可笑しい。)

(自分にも分からない。平静を…保てない)

(何を愚図愚図している、ナイフを握って、いつものように、)

(私は……"█"の、死神。)

(そうやって生きてきた。そう繕って生きてきた。
今までも、これからも…きっと……)

「 ────!! 」

っ……!

(これは、
………"誰の言葉"?)

(分からない。でも───)

(どうしてこうも…心を揺さぶられるのだろう。)

───シュバッ!!

ジョエル

っ!新手か!

───お嬢様…!遅れましたが、合流します!

…………牧、

( ドクンッ )

(違う。私は…………ただ、)

…邪魔。
こっちよりも、あのクズフード野郎探して

っ……ですが…!

"邪魔"ってんの。
……要らないんだって

………!

お嬢……様……ッ、

ジョエル

……冷たい女だな。
──"お荷物"を、守らねばならないからかい?

ッ…お前はさっさと殺してやるから、黙れ

ジョエル

ハッ、怖い怖い……。
しかし仲間に八つ当たりしているようじゃ、到底私には勝てないがな

減らない口だこと…
……よく喋るね。

3分前

随分と広い…

この先が、ロビー…

私が一番なことはないはず。少しでも、お嬢様の負担を減らさなければ…

「 私の周りには、もう、 ───誰も要らない 」

………え?

いや、幻聴…?

(そんなはず…お嬢様の声を聞き間違えるなど……)

……正直、

(覚悟はしていた。けれど、いざその時が来ると…)

──心にくるものですね…

…お嬢様は、
何があろうともついて行こうと決めた人。

櫻小路牧、最後の時まであなたのお役に。

━━━━━━━━━━━━━━━━

はぁ、は はっ…

ジョエル

さぞ…お疲れのようで。

……五月蝿い、…クソッ、

(───こっちは後ろ気にしなきゃなんだよ…)

「 なんで、後ろなんか… 」

(……何も、できていない…お嬢様に、護られている)

私は…………、

(そんな……
そんな私でも…!)

"できること"が……───あるんです!!

ジョエル

(!なにか…来る、)

───カタッ、

シュッ!!!

っ!

あ、っぶな…

ジョエル

グッ……、!!

ジョエル

(スペツナズナイフか、小賢しいヤツめ……!!)

(深かったな。…今のは、相当)

───そろそろ諦めれば?勝ち目ないでしょ。
部下もいないんだし

ジョエル

フッ、君こそ。"貼り付けて"いて何が楽しい?

……どこまでもコケにしやがって

お前には何もわからない。

誰にも理解されない

理解など、同情と同義だ

上辺の情報だけでわかった気になって

勝手に心配して、同情して、理解したふりをして近づいて利用するだけ

私など、自分をよく見せるための道具でしかない

そんな奴は要らない

昔、そう決めた。

何故、決めたのに

覆したのだろう。

(まぁそれだけでは、ないのだけれど………)

───今は…
それだけが、疑問だ。

同刻

──この先で間違いない。

日晴

マジで広いよなぁ…
俺1人だったら絶対、迷子になってた……

アリス

…普通よ、このくらいは。
これでも"協会"の施設だもの

カッ…

アリス

…だれかいるわ

日晴

………律儀に来たんだな。

……ボス、

日晴

オイなんで…あんたがここに?

日晴

ここの首領と…戦うんじゃなかったのか?

は、戦うわけないだろw
そういうのはアイツ…"アイツら"の仕事だ

日晴

ッおまえ……麗さんを騙してるのか?!

そう聞こえが悪いことを言うな。言うとなれば…互いに利用してるだけだ。

日晴

"利用"…?
でも、麗さんは───!!

その考え方は辞めろ。
…あいつが一番嫌う。

日晴

…っ!

……やめとけ、日晴

──今、行くなよ。

日晴

分からねぇよ、……おまえの戯言なんか聞くモンか。

日晴

俺は…、!麗さんの味方だ!!

ダッ…!

アリス

ちょっと………
まって日晴!

アリス

……ごめんなさい狄。
でも私、───あの子を放っておけない

タッ

日晴ッ!…アリスさん!!

……ほっとけ。
行ったところで死ぬだけだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━

牛タンつくね

乙さまでした!
あとがきは私が〆まふ。

牛タンつくね

……と言ったもののあんまり書く事ないので次回お楽しみに!!!

牛タンつくね

ばいばい!!
👩🏻‍🦳🎭🔫🗡🤍🖤

マフィア物語Ⅱ -血濡れた絆、千年の契り-

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