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彼女の悩みはそれだけじゃなかったんです

彼女が最も大切にし、大事にしていたサッカーでさえ

彼女を傷付けていました

羽山響

部活……は大丈夫だよね、

今思うと若干ストーカーの様だったかもしれません

それでも彼女を心配してした事でした

〇〇

………ねえ、今のはおかしいでしょ

〇〇

あそこは私にやるべき所

〇〇

分からないの?

〇〇

フリーだったじゃん

〇〇

同じ一年でレギュラー入ってんだからしっかり状況見てくれない?

チームメンバー

………………

チームメンバー

……自分の事ばっかり、

チームメンバー

自分が点を取れればいいの?

チームメンバー

自己中

チームメンバー

天才だか何だか知らないけど、人間としては最悪だよ

〇〇

………………

〇〇

……点を取ることが最優先でしょ

〇〇

優先順位をちゃんと付けられないくせに言わないで

羽山響

部活でも、、、

羽山響

………………

羽山響

ねえ、〇〇ちゃん、

羽山響

君は、周りを大切にして支えるけど

羽山響

周りは君の大切さには気付いてないよ、

羽山響

君の事は誰が気付いて、誰が君を支えるの?

羽山響

……僕は、君を支えたいよ

その時、僕は目が合いました

〇〇ちゃんと

〇〇

…………!!

羽山響

…………あ

確かに目が合ったんです

〇〇

…………

羽山響

ま、……!

それでも彼女は目を逸らした

忘れられているんだと感じました

きっと彼女にとっては僕は他人の一般生徒で

関わり無い人間なのだと

彼女はその後も耐えていました

一人で相談出来る人も居らず

中学の三年間、ずっと

凛さんが入学してからは後輩からも嫌がらせがあった様で

全てを一人で隠していたんです

彼女が東京の白宝高校に行く事を耳にしました

僕の学力ではギリギリ学力外で

必死に勉強しました

彼女の側に居たかったから

そして入学する事が出来ました

彼女は御影くんや凪くんと一緒に居るようになって

楽しそうでした

表面上では。

御影玲王

あ、そういえば俺先生に呼ばれてんだった!

凪誠士郎

うへー、玲王ドンマイー

御影玲王

お前もだよ凪!

凪誠士郎

え、何で俺?

御影玲王

いいから行くぞ!

御影玲王

悪ぃ、〇〇ちょっと行ってくるわ

凪誠士郎

あー、勝手にレベル上げとかしないでねー

〇〇

はーい!

〇〇

行ってらっしゃーい!!

〇〇

……………

〇〇

……それで、

〇〇

何か用?

末喜佳奈

何、じゃねぇよ

末喜佳奈

ヤラセ自称天然ぶりっ子がキモイんだよ

末喜佳奈

そこまでして玲王様の気を引きたいの?

末喜佳奈

かわいそー笑!

末喜佳奈

そうしないと目にも留めて貰えないもんねぇ〜?

末喜佳奈

勉強も出来ないくせにどうやってこの学校入ったんだか

末喜佳奈

ああ、分かった!

末喜佳奈

教師に色目使ったんだぁ!

末喜佳奈

もしかしてパパ活でもしてる?笑

末喜佳奈

先生と寝たのかもねー?

末喜佳奈

こんな奴この学校に居るー?

末喜佳奈

玲王様の側に居て欲しくないよねー?

末喜佳奈

ねぇ、皆?

クラスメイト

………………

末喜佳奈

……だって!

末喜佳奈

さっさと実家に戻ってカッコイイお兄ちゃん達に慰めて貰えば?

末喜佳奈

消えろよ

〇〇

………………

羽山響

…………これ以上は、

彼女が拒否しても訴えるつもりでした

その証拠も集めていましたから

その時はしませんでしたけど

〇〇

……………へー

青い監獄の愛され天然女王様

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