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むう🌙🔭 🪽
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#病み
海野雫@低浮上
28
ままー!ぱぱー!
………まさか…植民地だった自分に…こんな結末が待っているなんて。
あの日の、夜明け前の事だった。
あの人と出会ったのは。
宵
宵
そんな事を考えながら、いつもの海辺へ行った。
俺はよくここに来る。
夜明けを見るのが好きだからだ。
悩みも吹っ飛ぶ。
宵
宵
走って、海辺まで行った
夜明けまで後少しの時に、後ろから足音が聞こえた。
日帝
後ろを振り返る。
そこに居たのは…
宵
大日本帝国の元帥 日帝だった
日帝
宵
日帝
宵
日帝
日帝
宵
日帝
日帝
日帝
その時だった。
宵
水平線の向こうから白く光り輝く太陽が顔を出した
宵
日帝
夜目になっていた日帝には朝日は眩しかったらしい
宵
うっかり、くすっと笑ってしまった
日帝
宵
笑っていた。多分しっかりと
眩しさで目を細める元帥殿が珍しかったからかもしれない
日帝
日帝
宵
日帝
日帝
日帝
宵
宵
ズルズルと情けなく引っ張られて、軍服のズボンが砂で汚れた覚えがある
時は遡る
あの日はたまたま眠れず、夜の見回りをしていた時だった
最近、脱走する者がいると報告されていたからだ
そこには
俺の植民地がいた
機嫌が良さそうに海を眺めている
普段はあんなに無愛想のくせに
日帝
宵
振り返ってこちらを見つめるあいつ
その珍しい桜色の目は次の淡い光に照らされて輝いていた
日帝
威圧すれば戻ると思った
宵
腰抜けだと思った
声が震えていたからだ
日帝
冷たく言い放った
宵
日帝
この時、苛立ちが大きかったと思う
自分に従わない兵…ましてや植民地などいなかったからだ
宵
…理論が破綻していた
日帝
日帝
日帝
その時だった
急に横から眩しい光が当たった
宵
何とも間の抜けた声だった
俺がいることを忘れたかのように魅入っていた
白い朝日が目を刺激する
目を開けれない
宵
あいつの少しうっとりとした横顔
桜色の瞳は光に照らされている
一拍心臓が高くはねた気がした
何故ならその横顔は…
あまりにも美しかったからだ
その時、あいつが急にこっちを見た
宵
日帝
宵
宵
なぜ笑うのか。俺には理解出来なかった
ただ、鼻で笑われたと言う事実が俺のプライドを刺激した
日帝
…だが、
その笑う顔はいつもの生気のない顔と違って
綺麗で生き生きしていた
日帝
…今俺なんて言った?
俺は…今なんと…
宵
幸い聞こえてなかったらしい
当たり前だ
聞こえてたらあんなの国の威厳がもたん
日帝
日帝
日帝
あいつを引っ張って基地に戻った
宵
宵
これは、物語の一端の話に過ぎない
全てを知るまで
どうか目をそらさないで
次回 『日常の中で』
コメント
3件
水平線の夜明けのシーン、すごく綺麗でしたね。特に元帥が「そうやって普段から笑って居ればいいものを」と心の中で呟くところが印象的で、立場の違いを超えた一瞬の距離感の変化にドキッとしました。植民地×元帥っていう重い設定だからこそ、あの朝日が二人の関係にどんな影響を与えるのか、続きがすごく気になります!