ニアside
ナイトレイブンカレッジは サマーホリデーに入りそして某日。
ニア・ドールピスク
ハァー…ホント嫌になる…
リドル・ローズハート
ニア。無理はしなくて良いからね。
ニア・ドールピスク
大丈夫だよ。さっ、行きましょう。
ハートのプリンセスたる者。
遅刻は厳禁ですわよね?女王様。
ハートのプリンセスたる者。
遅刻は厳禁ですわよね?女王様。
リドル・ローズハート
…あぁ。
今回ローズハート家主催で開かれた パーティーの会場に入った途端に口角が 引き攣って行くのが凄く解る。
リドル・ローズハート
ニア…やはり無理は…
ニア・ドールピスク
大丈夫…!だから…
駄目。泣いちゃ駄目。辛くなっちゃ駄目。 大丈夫。笑顔で居なきゃ。 じゃないと示しが付かないからね。
??
あら?リドルさんじゃないの。
一瞬で解る香水の匂いと、 恰も知り合いの様な口振り。
リドル・ローズハート
ぁ…マリアさん…
マリア・ファビラス(モブ)
ご機嫌麗しゅう。ニコッ
あら、そちらの方は?
あら、そちらの方は?
リドル・ローズハート
あぁ…ボクの寮の寮生でね。
ニア・ドールピスク
ご機嫌麗しゅう。
ニア・ドールピスクです。
ニア・ドールピスクです。
マリア・ファビラス(モブ)
可愛らしい子ね。
ニア・ドールピスク
御二人のご関係は知ってます。
とてもお似合いな婚約者ですね。
そう思いません?“リドル先輩”
とてもお似合いな婚約者ですね。
そう思いません?“リドル先輩”
リドル・ローズハート
…そうだね。
マリア・ファビラス(モブ)
フフッ私も貴方達の関係は知ってるわ。
ね?ニアさん。リドルさん。
貴方達の関係は…“恋人”よね?
ね?ニアさん。リドルさん。
貴方達の関係は…“恋人”よね?
ニア・ドールピスク
…………………
リドル・ローズハート
んな…その情報は…!
ニア・ドールピスク
リドル。場所を考えましょ。
リドル・ローズハート
あ…すまないニア。
その通りだね。
その通りだね。
マリア・ファビラス(モブ)
あらあらぁ。ごめんなさいね?
ニアさん。両親公認の婚約者は
私なのよ。ニコッ
ニアさん。両親公認の婚約者は
私なのよ。ニコッ
ニア・ドールピスク
知ってますよ。勿論。
マリア・ファビラス(モブ)
それで…貴方はどうするの?
このまま私とリドルさんが
結婚しても良いのかしら?
このまま私とリドルさんが
結婚しても良いのかしら?
ニア・ドールピスク
…はい。勿論ですとも。ニコッ
リドル・ローズハート
ニア…!?
ニア・ドールピスク
ごめんねリドル。でも貴方が
傷付かない為には私が
身を引くしかないの。これも
私からの愛情だと思って?
ね?お願い。
傷付かない為には私が
身を引くしかないの。これも
私からの愛情だと思って?
ね?お願い。
リドル・ローズハート
そんな…!でも!
ニア・ドールピスク
…そんなに私が大事なんだね?
リドル・ローズハート
あぁ!本当だ!
ニア・ドールピスク
そう…ならお願い。“私の為に”
マリアさんの元へ行って。
マリアさんの元へ行って。
リドル・ローズハート
!!
マリア・ファビラス(モブ)
フフッ
ニア・ドールピスク
それでは…私は帰ります。
さようなら…“リドル先輩”
さようなら…“リドル先輩”