ニア・ドールピスク
ガチャただいまー…
着替えてベッドへ倒れ込む。
ニア・ドールピスク
もうヤダ…なんでよっ…ポロポロ
思わず涙が溢れた。 勿論。彼を想ってからこそだ。
ニア・ドールピスク
うっ…グスッふぇ…
ニア・ドールピスク
っ…ハァー…寝よ…
一度寝ようと思えば睡魔が襲って来て、 部屋から香る薔薇の香りに包まれて 私は微睡みの中へ落ちて行った。
─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─
ニア・ドールピスク
ん…フワァァ…今何時だろ…
6時…57分…
6時…57分…
何時もより少し遅い時間に起きてしまった。 寝れば気分も少し良くなっていた。
ニア・ドールピスク
うーん…久しぶりに
料理でもしようかな…?
料理でもしようかな…?
さて、キッチンを拝借しますか。
ニア・ドールピスク
…リドル今何してるんだろ…
つい他の事を考えたのがいけなかったのだろう。 ガタンッ…バシャッッ
ニア・ドールピスク
熱っ!!
鍋が手に当たり手に沸騰したお湯が溢れた。
ニア・ドールピスク
これ…火傷だな…
??
ニア!?
ニア・ドールピスク
ぁ…トレイ…
トレイ・クローバー
大丈夫か!?
ニア・ドールピスク
えぇ。大丈夫よ。
トレイ・クローバー
まず火傷の部分を冷やそうか。
後片付けは俺がやるから。
後片付けは俺がやるから。
ニア・ドールピスク
ありがとう。ごめんね。
トレイ・クローバー
あぁ大丈夫だ。それより…
火傷の跡…グローブか何かで
隠した方が良いんじゃないか?
火傷の跡…グローブか何かで
隠した方が良いんじゃないか?
ニア・ドールピスク
そうね。その方が私としても
良いわ。ごめんね。後宜しく!
良いわ。ごめんね。後宜しく!
ニア・ドールピスク
えっと…グローブ…グローブ…
あった!(グローブを付ける)
あった!(グローブを付ける)
ニア・ドールピスク
サマーホリデー中はこれ
付けておくかぁ…
付けておくかぁ…
トレイ・クローバー
コンコンッニア。
ニア・ドールピスク
どうぞ入って。
トレイ・クローバー
ガチャ大丈夫か?
ニア・ドールピスク
えぇ。
トレイ・クローバー
そう。マリアさんって
人から手紙が届いてたぞ。
写真も同封されてるみたいだ。
人から手紙が届いてたぞ。
写真も同封されてるみたいだ。
ニア・ドールピスク
っ…そうなの…ありがとう。
トレイ・クローバー
あぁ。じゃあ俺は失礼するな。
ニア・ドールピスク
えぇ。また後で。
マリアさんから手紙…? 一体なんの為に…?
ニア・ドールピスク
取り敢えず見るだけ見てみるか。カサッ
拝啓 ニアさんへ。 こんにちは。この度は私とリドル。 無事婚約する事になりました。写真を撮ったので 同封しておきますね。 マリアより
ニア・ドールピスク
っあはは。
自分でも酷く乾いた笑い声が出たのが分かる。
ニア・ドールピスク
リドル楽しそー…ビリッビリリッグシャァッ
無感情になりながら写真を破り捨てる。
??
コンコンッ
ニア・ドールピスク
?はーい…ガチャ
リドル・ローズハート
!ニア…