/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
芽衣子
裕也先生
先生の返事にびっくりした
１年半好きだったけど
やっぱり鈍さは健全だった
芽衣子
芽衣子
裕也先生
裕也先生
芽衣子
先生はひたすら驚いてた
驚いて何も言えないくらい驚いていた
あまりに驚くものだから
芽衣子
と、聞いた
先生は私の顔を見て
裕也先生
裕也先生
芽衣子
私は顔にでる方らしく
友達と恋話をすると
真っ先に新田裕也でしょ
そう言われる
裕也先生
裕也先生
裕也先生
その私の「幸せそうな顔」を
あなたにもしているのに…
この先生の鈍さには誰も敵わない
裕也先生
芽衣子
裕也先生
裕也先生
それが先生の最大の優しい振り方で
私が泣かないように
傷つかないように…
でも、先生は優しすぎたんですよ
あなたの優しさのおかげで
私はあなたを忘れられなかった
「今は」
その言葉に、期待してしまいました
芽衣子
芽衣子
芽衣子
裕也先生
裕也先生
さらに好きになってしまったんです
私が先生を忘れられないまま
春、先生は異動してしまいました
でも
あなたはすぐそばにいた
月に１度は会える距離にいた
それが、とても苦しかったんです
裕也先生
芽衣子
部活動の顧問だった先生のlimeは持っていて
先生はちょくちょく様子を聞いてくる
夏頃から
毎日limeをするようになった
なんて幸せで
なんて地獄なのだろう
そう思った
裕也先生
芽衣子
裕也先生
裕也先生
芽衣子
芽衣子
めいこ
いつもあだ名で呼んでたくせに
最近は呼び捨てにする
芽衣子
裕也先生
芽衣子
芽衣子
裕也先生
裕也先生
実にくだらない理由だ
でもくだらない理由でも
下の名前で呼ばれるのは嬉しかった
裕也先生
芽衣子
裕也先生
気がつけば
振られたと実感がないまま
一年が経っていた
芽衣子
いつも断られる
ダメ元で誘う
裕也先生
あっさりOKをもらえた
卒業したからOKなのだろう
芽衣子
芽衣子
裕也先生
芽衣子
楽しみだ、待ち遠しい
先生に想いを伝えて
終わりにしよう…
当日
食事が終わり、帰り道
裕也先生
芽衣子
裕也先生
芽衣子
裕也先生
芽衣子
芽衣子
裕也先生
そう言って愉快に笑う先生
この雰囲気を壊してしまうかもしれない
そう思って、顔を伏せてしまった
裕也先生
裕也先生
あぁ
好きだ
好きなんだ、先生が
どうしようもなく
芽衣子
裕也先生
芽衣子
いじる時はいじるくせに
元気がないと真っ先に気がついてくれる
心配してくれる
先生が、大好きだ
芽衣子
芽衣子
芽衣子
芽衣子
芽衣子
芽衣子
芽衣子
芽衣子
もう、いいんです
先生と生徒
そういうしがらみはもうないのです
OKをするも振るも
先生次第なのです
どうか、終わらせて…
裕也先生
裕也先生
裕也先生
裕也先生
裕也先生
裕也先生
裕也先生
私が欲しかった言葉
やっと振られたと実感できた
先生に恋をしていた
２年と半年
私の逃避行も
ついに終わりを迎えられた
芽衣子
芽衣子
「今は」
その言葉は私を苦しめた
だけど苦しんでいる間は
幸せだでした
芽衣子
裕也先生
裕也先生
そう言って茶化す先生を
もしかしたら忘れられないかもしれない
でもきっと忘れて進む日が来るのだろう
だから…
芽衣子
先生を、好きでいても
