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○ ○
好きだよ付き合おう
白 布
ハッキリそう言え
○ ○
ツンデレなんだから
夕焼け色に染まった学校に響く2つの声
一見 、正反対な2人だが
実は変なところで似た者同士だったりする
これは不器用な2人が紡ぐ恋物語
柊 ○ ○ ( ヒイラギ )
高3 / 帰宅部 / 👧🏻
白 布 賢 二 郎 ( シラブ ケンジロウ )
高3 / 排球部 / 👦🏻
○ ○
放課後 、私は幼馴染の太一の教室へ訪れた
高校から寮生活になった太一とは違って 毎日実家通いの私
一緒に帰りはしなくなったものの 放課後校門前まで送ってくれている
我ながら良い幼馴染を持ったものだと 心の中で合掌しながら今日も教室前で待機していた
この時の私は 、この日をきっかけに 恋に落ちるなんてまるで予想もしていなかった
川 西
川 西
俺の幼馴染
太一に '' 賢二郎 '' と呼ばれた人に ふと私を紹介された
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白 布
今思えば浪漫も何もない 最悪な告白だったと自分でも思う
だけどあの時あの瞬間 確かに私の中で運命の鐘の音が鳴り響いた
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白 布
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可愛かったもんなぁ
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って言うとこ
白 布
季節は冬
外の冷たい空気に負けず劣らず いつも通り塩対応な彼
いっその事砂糖をたっぷり使ったお菓子を食べさせて 体内から甘々にさせようか検討中
塩対応を続けるくせに 部活の無い日は必ず家まで送ってくれる紳士な彼
好意を持たない相手にも優しくしちゃってさ
それだけで単純な女の子は勘違いしちゃうんだよ
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白 布
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/ 白布の口調間違ってたらスライディング土下座します