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○ ○

あれ 、 しらぶんぶん !!

 

○ ○

今日も最高な前髪だね
好きだよ付き合おう

 

 

白 布

殴られたいなら
ハッキリそう言え

 

 

○ ○

もー 、
ツンデレなんだから

 

 

夕焼け色に染まった学校に響く2つの声

 

 

一見 、正反対な2人だが

 

実は変なところで似た者同士だったりする

 

 

これは不器用な2人が紡ぐ恋物語

 

 

 

柊 ○ ○ (   ヒイラギ   )

 

高3  /  帰宅部  /  👧🏻

 

 

 

白 布 賢 二 郎 (   シラブ ケンジロウ   )

 

高3  /  排球部  /  👦🏻

 

 

○ ○

太一 、 早く帰ろーよ

 

 

放課後 、私は幼馴染の太一の教室へ訪れた

 

高校から寮生活になった太一とは違って 毎日実家通いの私

 

一緒に帰りはしなくなったものの 放課後校門前まで送ってくれている

 

我ながら良い幼馴染を持ったものだと 心の中で合掌しながら今日も教室前で待機していた

 

 

この時の私は 、この日をきっかけに 恋に落ちるなんてまるで予想もしていなかった

 

 

川 西

ん 、 ちょい待って

 

川 西

賢二郎 、 コイツが
俺の幼馴染

 

 

太一に '' 賢二郎 '' と呼ばれた人に ふと私を紹介された

 

 

○ ○

えっと 、 初めまして ??

 

 

白 布

どーも

 

 

今思えば浪漫も何もない 最悪な告白だったと自分でも思う

 

だけどあの時あの瞬間 確かに私の中で運命の鐘の音が鳴り響いた

 

 

○ ○

 … 好き 

 

 

白 布

  は ?? 

 

 

○ ○

いやー 、 懐かしいね

 

○ ○

あの頃は私も初々しくて
可愛かったもんなぁ

 

 

○ ○

あ 、 そこは今も可愛いよ
って言うとこ

 

 

白 布

知るかそんなもの

 

 

季節は冬

 

外の冷たい空気に負けず劣らず いつも通り塩対応な彼

 

いっその事砂糖をたっぷり使ったお菓子を食べさせて 体内から甘々にさせようか検討中

 

 

塩対応を続けるくせに 部活の無い日は必ず家まで送ってくれる紳士な彼

 

好意を持たない相手にも優しくしちゃってさ

 

 

それだけで単純な女の子は勘違いしちゃうんだよ

 

 

○ ○

ねーしらぶん

 

○ ○

寒いから暖めて ♡

 

 

白 布

とっとと帰れ

 

 

○ ○

凍死しそう

 

 

 

Next  >>  ♡ 1000

 

 

/ 白布の口調間違ってたらスライディング土下座します

 

この作品はいかがでしたか?

1,133

コメント

30

ユーザー

久しぶりのスト更新嬉しすぎる しらぶんの口調解釈一致で好き

ユーザー

ネタ系大好物ですありがとう 柊ちゃん私と気が合いそうだね

ユーザー

あ ー も う 好 き し ら ぶ ま ん ま す ぎ て 尊 し し そ う 🙀🙀 ○ ○ ち ゃ ん の 体 内 か ら 甘 く し て や ろ う 作 戦 に 便 乗 す る

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