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除夜の鐘は嘘の終焉

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除夜の鐘は嘘の終焉

2 - 1 教会までの道

♥

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2026年01月02日

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明日は最高の日だなぁ。

とある町外れの所に一つの教会。

僕は神を崇めることが出来る。

それがどれだけありがたいことか。

皆には分からないのだろう。

この喜びが。

僕は神に"選ばれたんだ。"

"神"とは、みんな、"偶像"だと思っているかもしれない。

そんなわけがない。神は実在する。絶対に。

そして、その時間が少しずつ近付いてくると、僕もわくわくして、胸が高鳴る。

そんな気持ちを抑えて、僕はゆっくりと目を閉じて、眠りに付いた。

空は、街灯の灯りで照らされていて、その灯りには安心感を覚える。

…でも、空だけは闇に包まれていた。

その空は全て雲で埋め尽くされ、月も一緒に包まれてしまった。

花月黒江

…さーて、今日は教会の案内とか、そういうのを聞くんだよね!

花月黒江

神を直接崇めることが出来る…

花月黒江

僕ってやっぱり神に選ばれたんだろうな~!

花月黒江

確か道はこっちなはずだけど…

花月黒江

…うん、合ってる。

花月黒江

で、ここを左に曲が…

その時だった。

突然、誰かにぶつかって視界が反転した。

角で死角になっていたのだろう。

僕の目の前には、頭を押さえている空色の瞳をした少女がいた。

花月黒江

…いたた…あ、そこの君~、大丈夫?

リーナ

……

その子からの声が聞こえなかった。

もしかして、声が出ないのかな?

花月黒江

何で黙ってんの~?
もしかして、僕に怒ってる?

僕は冗談っぽく笑いながら問いかける。

リーナ

………

その子は突然、紙とペンを取り出し、何かを書いた。

リーナ

…(怒ってはいるけど、黙ってるのはそれが理由じゃない。)

花月黒江

…なるほど?もしかしてだけど、喋れないの?

リーナ

…(喋れるけど、声聞かれたくないだけ。)

花月黒江

そっかそっか、

花月黒江

あ、そうだ!僕達、まだ自己紹介してなかったよね?

花月黒江

名前教えてよ!

リーナ

…(こういうのは、先に名乗るのが筋ってものでしょ?)

花月黒江

え~、君辛辣だねぇ、
…ま、いっか!

花月黒江

僕は黒江!!君は?

リーナ

…(あたしはリーナ。よろしく。)

花月黒江

リーナちゃんね!

花月黒江

あ、そういえば、リーナちゃんってこんなところでどうしたの?

リーナ

…(教会の所に行こうと思って。)

花月黒江

…教会?あ、それってここの事?

僕はスマホを開いて、その教会をリーナちゃんに見せた。

すると、リーナちゃんは僕のスマホを見たあと、こくりと頷いた。

リーナ

…(うん、そこであってる。)

花月黒江

そうなんだね!

花月黒江

…でもさぁ、教会ってあっち側でしょ?なんでこっち側行こうとしたの?

リーナ

…(あれ、多分道逆かも。)

花月黒江

方向音痴だったりする?

花月黒江

案外、リーナちゃんっておっちょこちょいだよね!

リーナ

…(うるさい。)

花月黒江

あははっ、ごめんごめん!

花月黒江

あ、そうだ!リーナちゃん、君も僕と同じ目的地でしょ?

花月黒江

なら一緒に行こ!

リーナ

…(別に良いけど。)

花月黒江

じゃ、そうと決まれば早速行こっか!

終わり

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