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みんなが寝静まった頃
俺は二人と共に屋上に出た
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二人はあの時と違っていて
本来の二人でもない別人に感じた
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意味がわからない
それが最初に出てきた言葉だった
だけど 不思議と嘘を言ってる様子はなくて
それがより、俺を混乱させた
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ただの暴走だったのかもしれない
そう感じるほどには 二人はとても大人しく… そして元気がなかった
ttとurがいない
たったそれだけのことでも…
俺やこの2人にはすごく辛いことで
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仲間でしょ？/ですよ？
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yaくんの手の中にあったのは
黒のナニカ
割れていてよく分からないけど
輪っか状になってたのかもしれない
でも…これどこかで…
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yaくんから預かる
近くで見ても見たことあるような 感じがするだけではっきり分からない
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urがつけていたブレスレット
それを聞いてすぐに辺りを探した
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嫌な予感がした
なにかとてつもないことが起こる
と…
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みんなの声も無視して
俺はシェアハウスを飛び出した
念の為街の中を走り回った
ttもurもどこにもいなかった
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外から見ても二人がいる様子はない
中に入ってみたがいる様子はなかった
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この時…
俺たちは2人がいなくなったことに 気を取られて気づけてなかった
人と、すれ違わなかったことに
コンビニの近くに……
風船が落ちてたことに
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