めろん(作者)
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注意☆ ・BL要素あり ・🎲様は関係ございません ・似たような作品があるかもしれませんがパクリではありません ・地雷様はブラウザバック推奨 ・二次創作
目の前は、白だった。
美しい白。
暖かいぬくもりが隣にあることを確信した。
俺の手の上にアニキがアニキの手を重ねてくれた。 安心してもらうためだと思う。
臭いで、この温もりで気づいた。 ここは...病院だ。
へ...?ほとけっち?変じゃね?
精一杯の力で、体を起こすと、 ナース姿のほとけっちがいた。
コスプレをしてるのか。 それとも、ナースなのか。
でも、こんな緊急時にコスプレなんかしないか。
え...可愛くね?
「バタッ...」
ほとけの友達
...って。
オタクになっちゃった。
え?あ、でも。
もう...言っちゃってんじゃん。
早く、退院したいな。
暇なんだから。
あぁ...辛いな。
ほとけっちは、看護師で立派な仕事がある。
ないふの二人は、社会人。
初兎ちゃんは...
「ようやく、仕事見つけたよぉぉ。」 って、叫んでたっけ。
うっわ。気まず...
ほとけっちの偉大さを知った
今。
だってさ、ムードが...もぉ... できあがったもん!(?)
アニキだとね、もう...静かだから。
ふぅーん...馬鹿ってキャラか。
トラウマ...?
一つだけ、思い当たる節が。
でも...恥ずかしいし...、
この二人なら...、笑わずに聴く?
まず、この話の前提から。
俺は、『別れ』が 何より嫌いです。
これに気づいたのは、
悲しい気持ちと巡り合ったのは
小学校6年生の時。
それは、卒業後の春休み。
「卒業したなぁ~。楽しかったな。また中学で。」
クラスメールでは、そんなメッセージが、
ずぅーっと、流れてきた。 自分も送ろうとしたの。
ふいに頭をよぎった。
同じ班のAちゃん。 別の学校で。
好きではないのも、 惚れてなんかないのも確実で。
でも苦しくなって、 スマホの電源を落とした。
俺の部屋の写真立てには、 小6の修学旅行の集合写真。
その写真が急に古くて、なつかしいもの見えた。
何十年も前のものに見えた。
それが何より辛くて。
急に暗いどこかに振り落とされたっぽくなって。
そこにいたのは、 亡き兄の存在。
あぁ...、思い出してしまった。
アメリカに留学した兄を。
アメリカで、即死した兄を。
心臓病だった、 大好きな兄を。
かっこよくて、 頼れる兄を。
別れってさ、 辛いってわかってた。
でも、実際になるともっとつらい。
「じゃあね」/「バイバイ」って。 挨拶の大切さを知った。
別れが嫌なの。
高校で、歌い手を始めた。
俺のような子へ、エールを。
終わりのない日常のプレゼント。
ないくんに、グループの加入を求められた日。
一度迷った。
でもね、一人よりみんなのが やること増えるじゃんか。
さらにたくさんの子を想えるって思って。
ないくんも、ガチだった。
夢へのまなざしが中途半端じゃないって。
だから、受け入れた。
でもあんな勝手な理由でさ、 活動休止はありえない。
大好きな所を奪われた。
分かってくれたんだ。
いいの...?
迷惑じゃないの?
計画を立ててたら、 退院間近になって。
ほとけっちも、アニキも... 俺のために頑張ってくれた。
夢への道を出してくれた。
優しい二人に、恩返ししなくちゃ。
これからは、三人で。 頑張っていきます。
【報告】3人グループになりました。
新たな人生を。
歩むことになりました__
どーも、初兎です。
俺の人生は、
いれいすをやめて、
【報告】俺は教師になります。
新たな道へ...
さようなら。
俺とまろは...
日常が忙しくって、
社畜を卒業しようとした、俺ら。
理由は、一つ。
両立が厳しいから。
退職届を出そうとしたらね...
断られて、退職届出すなって。
いれいすを辞めることにした。
大好きなメンバーに嫌われたな、俺ら。
特に、ぴよにき。
大好きなメンバーに。
悲しいけど、辛いけど...
お別れの...
さようなら。
end...
コメント
2件
ないふのふたりがこんなに辛い思いをしてたなんて( ¯꒳¯̥̥ )︎ 話が良すぎるだろォォォォォ!!