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めろん(作者)

はじめまして、こんにちは。
作者のめろんです。

 

早く―!

めろん(作者)

すみません、一点だけ。

 

ちょっと、早くしてって。

めろん(作者)

今回、文字多めです。

 

何でなん?

めろん(作者)

...えと、メモがそうだからです!
          (ごめんなさい)

 

早く始めるよ。

めろん(作者)

では、ごゆっくりご堪能下さい。

注意☆ ・BL要素あり                       ・🎲様は関係ございません                  ・似たような作品があるかもしれませんがパクリではありません ・地雷様はブラウザバック推奨                ・二次創作      

 

...っ⁉

目の前は、白だった。

美しい白。

 

...大丈夫...か?

 

...あ、にき?

 

せやで。

暖かいぬくもりが隣にあることを確信した。

俺の手の上にアニキがアニキの手を重ねてくれた。 安心してもらうためだと思う。

臭いで、この温もりで気づいた。 ここは...病院だ。

 

ありがと。

 

...?起きたぁー?りうちゃぁ...あ、
りうら様。大丈夫でございますか?

へ...?ほとけっち?変じゃね?

 

何ぃ~?...は?

精一杯の力で、体を起こすと、 ナース姿のほとけっちがいた。 

コスプレをしてるのか。 それとも、ナースなのか。

でも、こんな緊急時にコスプレなんかしないか。

 

アハハッ...、恩返し的な?
僕、看護師だから。

え...可愛くね?

 

りうらが、俺にもたれかかって倒れてさ。
脈とかも分らんくて、困っとったんよ。

 

そしたら、ほとけが来てさ。

 

頑張った、偉い。

「バタッ...」

 

ぅぉぉっ...

 

あ、にきー!
りうちゃん、やっぱ大丈夫じゃないか。

 

何々~?

 

ついてきてほしいのっ!

ほとけの友達

ほとけ~?何すんの?

 

この子を、緑果実病院まで。

...って。

 

そんなことが...ありがとね。

 

え...僕。推しにお礼されたの?
しぬぅぅぅぅ...

オタクになっちゃった。

 

...ほ、とけ。女子なんか?

 

へっ?何で...?

え?あ、でも。

 

確かに。

 

何処が、隠せてなかった?

もう...言っちゃってんじゃん。

 

いや...、服がスカートやん。

 

あっ...と...、
アウトになるかもだけど、むっ、胸...

 

り、りうちゃん!!
でも、そうです。

 

可愛い。似合ってるよ。

 

きゃぁ~!!
って、そんなんよりさ、りうちゃん大丈夫?

 

俺、入院するの?

 

そのつもり。

 

半分、だいじょーぶ。

 

おけ。報告してくる。

早く、退院したいな。

暇なんだから。

 

俺が、毎日お見舞い来るな。
歌い手も強引に辞めさせられて暇やし。

 

アハハ...俺も。

 

りうらは、学生や。
俺は...暇人。

あぁ...辛いな。

 

仕事、稼げるの探さんと。

ほとけっちは、看護師で立派な仕事がある。

ないふの二人は、社会人。

初兎ちゃんは...

「ようやく、仕事見つけたよぉぉ。」 って、叫んでたっけ。

 

あにきなら、芸能界いけるんじゃない?

 

歌手か?

 

...そー。

 

でもさ、表に出る活動すんなってことちゃうん?
ないこたちの話。

 

そっか...

うっわ。気まず...

 

...。

 

...。

 

報告、してきたよ。

 

ありがとね。

ほとけっちの偉大さを知った

今。

だってさ、ムードが...もぉ... できあがったもん!(?)

アニキだとね、もう...静かだから。

 

あ、ほとけ。
いつから、看護師になったん?

 

へっ⁉いれいす結成...すぐくらい?

ふぅーん...馬鹿ってキャラか。

 

そ、んなことよくてね。

 

何々?

 

お医者さんが、トラウマがあるんじゃないかって。

トラウマ...?

一つだけ、思い当たる節が。

でも...恥ずかしいし...、

 

あ、強制してるわけじゃなくて。

 

無理に言わんくてええで

この二人なら...、笑わずに聴く?

 

じゃあ、話そうかな?

 

うん、できる範囲だけでいいの。
りうちゃんの担当僕だし、
伝えやすいほうがいいでしょ?

 

笑わないでね?

 

もちろん。

 

えとね...

まず、この話の前提から。

俺は、『別れ』が 何より嫌いです。

これに気づいたのは、

悲しい気持ちと巡り合ったのは

小学校6年生の時。

それは、卒業後の春休み。

「卒業したなぁ~。楽しかったな。また中学で。」

クラスメールでは、そんなメッセージが、

ずぅーっと、流れてきた。 自分も送ろうとしたの。

ふいに頭をよぎった。

同じ班のAちゃん。 別の学校で。

好きではないのも、 惚れてなんかないのも確実で。

でも苦しくなって、 スマホの電源を落とした。

俺の部屋の写真立てには、 小6の修学旅行の集合写真。

その写真が急に古くて、なつかしいもの見えた。

何十年も前のものに見えた。

それが何より辛くて。

急に暗いどこかに振り落とされたっぽくなって。

そこにいたのは、 亡き兄の存在。

あぁ...、思い出してしまった。

アメリカに留学した兄を。

アメリカで、即死した兄を。

心臓病だった、 大好きな兄を。

かっこよくて、 頼れる兄を。

別れってさ、 辛いってわかってた。

でも、実際になるともっとつらい。

「じゃあね」/「バイバイ」って。 挨拶の大切さを知った。

別れが嫌なの。

高校で、歌い手を始めた。

俺のような子へ、エールを。

終わりのない日常のプレゼント。

ないくんに、グループの加入を求められた日。

一度迷った。

でもね、一人よりみんなのが やること増えるじゃんか。

さらにたくさんの子を想えるって思って。

ないくんも、ガチだった。

夢へのまなざしが中途半端じゃないって。

だから、受け入れた。

でもあんな勝手な理由でさ、 活動休止はありえない。

大好きな所を奪われた。

 

てことがあって。

 

そっか...辛かったねー。

 

いれいす終わったしな...

分かってくれたんだ。

 

三人でグループ組む?

いいの...?

迷惑じゃないの?

 

炎上しちゃうかもよ?

 

僕は...いいよ。

 

俺も。

計画を立ててたら、 退院間近になって。

ほとけっちも、アニキも... 俺のために頑張ってくれた。

夢への道を出してくれた。

優しい二人に、恩返ししなくちゃ。

 

今日でようやく、帰れるね。
りーうちゃんっ!

 

今までありがとう。

これからは、三人で。 頑張っていきます。

【報告】3人グループになりました。

 

よし、投稿。

 

頑張ってこうな。

新たな人生を。

歩むことになりました__

 

...は?
俺、ハブられてる...やな...

どーも、初兎です。

 

えぇ~...、

俺の人生は、

いれいすをやめて、

 

...まぁ、忙しくなっちゃうし。
しょうがないか。

【報告】俺は教師になります。

新たな道へ...

さようなら。

 

ないこ~...♡

俺とまろは...

 

カップルのふりはいらない。

 

...だね。

日常が忙しくって、

社畜を卒業しようとした、俺ら。

理由は、一つ。

両立が厳しいから。

退職届を出そうとしたらね...

断られて、退職届出すなって。

いれいすを辞めることにした。

大好きなメンバーに嫌われたな、俺ら。

特に、ぴよにき。

大好きなメンバーに。

悲しいけど、辛いけど...

お別れの...

さようなら。

end...

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コメント

2

ユーザー

ないふのふたりがこんなに辛い思いをしてたなんて( ¯꒳¯̥̥ )︎ 話が良すぎるだろォォォォォ!!

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