揚羽燐
ただい、ま…。

インターン最終日を終え、相澤先生に報告してから命からがら帰ってきた燐。
上鳴
おかえり燐!!って、また傷増えた!?

芦戸
嫌ー!!美人の顔に傷が!!

揚羽燐
いたた…。ちょっと休憩。

上鳴
ここ座って!!

上鳴は燐を介助しながら、自分が座っていた場所を譲る。
揚羽燐
あーっ!!背中もどこもかしこも痛ーい!!

お茶子
最終日に何があったん??

揚羽燐
久しぶりに身体が発火するまで粉出した。

揚羽燐
一気に治すと相手にも負担かかるし。明日リカバリーガールにちょっとずつ治してもらえないかお願いしてみる。

芦戸
それが良いよ。

お茶子
授業は出れそう??

揚羽燐
うん出れると思うよ。

揚羽燐
ちょっと落ち着いたから、着替えてくるね。

上鳴
途中まで荷物持つよ。

揚羽燐
ありがとう、重いから気をつけて。

上鳴
(マジで重い。これ持って毎日移動するとか、やっぱ燐スゲーな。)

揚羽燐
ありがとう、助かった。

上鳴
これくらいしかできないけど。
もし良かったら明日、リカバリーガールの所まで一緒に行くよ…??

揚羽燐
お願いしよっかな。
最近ずっと忙しくて、一緒にいる時間少なかったし。

上鳴
もちろん!!任せてよ!!

揚羽燐
着替えたらすぐ降りるから、下で待っててね。

上鳴
うん!!

エレベーターに乗ってから繋いでいた手をそっと離して上鳴はエレベーターまで、燐はそれを見送った。