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マフィア物語Ⅲ －白魔の哮り、黎明の泪－

第24話 - 疑念の密会

121

2025年05月26日

#創作

#マフィア物語

#連載

#オリジナルストーリー

華

牛ﾀﾝつくね

こんにちは。
牛ﾀﾝつくねです。

牛ﾀﾝつくね

早速ですが先々週の回の無断休載、申し訳ありませんでした。

牛ﾀﾝつくね

言い訳にはなってしまうのですが、この頃の私生活が忙しくなって来たという事と、

牛ﾀﾝつくね

少し、前と比べて執筆のモチベーションが不安定で無気力になってしまったためです。

牛ﾀﾝつくね

これは100私が悪いのは分かってますので、何かを責任転嫁しようという訳では決してございません。

牛ﾀﾝつくね

言わば1種のアパシーのようなもので、それでこのような結果を招いてしまい、読者の皆様には大変心苦しく申し訳なく思っております。

牛ﾀﾝつくね

これから今まで通りの連載ができるよう、計画性を持って取り組んで行けたらなと思っております。

牛ﾀﾝつくね

ただ一つだけ皆さんに事前に承知して頂きたいのは、私も華さんも大学受験を控えている関係であるため、

牛ﾀﾝつくね

不定期休載や受験休みが入るかもしれないということを知っておいて頂きたいです。

牛ﾀﾝつくね

自身でも甘えだと思います。ですがやはり無理なく連載して、最終章まで皆さんとともに歩んでいきたいので、このような形となることをご了承ください。

牛ﾀﾝつくね

もちろん出せる時にはパッと出しますし、今現在はまだ余裕がある方ですから、そんなにご心配頂くことは大丈夫と思っています。

牛ﾀﾝつくね

最後になりますが、皆さんのハートやコメントで救われる命はあります！何卒応援のほどよろしくお願い致します。

牛ﾀﾝつくね

では今回の内容…どうぞ！

━━━━━━━━━━━━━━━━

クジマ

さぁ座って。無礼講さ、遠慮なんてものは不要だよ

クジマ

…ジーナ君ー？

ジーナ

！！っは、はい会長！
お呼びですかっ…？

クジマ

紅茶を淹れたいんだ。クスミの茶葉を持ってきてくれるかい？

ジーナ

ぇ、え……
茶葉を、ですか？

ジーナ

淹れる作業でしたら私もできますが…ご自分でなさるので…？

クジマ

ええ、たまには自分で隣人をもてなそうかなと、ね？

ジーナ

っ…すぐ！
ただ今お持ち致します！

クジマ

くくっ、やれやれ健気な娘だね。

フラン

………、

フラン

───その…
お招き頂き、ありがとうございます。

フラン

ですが……どうして私だけにお声をかけなさったのですか？

フラン

(最悪は考えたくないけど……、まさかよね………)

クジマ

……ふむ。

クジマ

──ところで、私がこの格好で居ることを気にするかい？君は

フラン

えッ？…いえ、
そのような事は全く。

クジマ

なら良かった。…一部の連中は祭服を神聖視しすぎて五月蝿いからね。

フラン

……そうなのですね。

フラン

(急に…？
とは思ったけど、、、)

フラン

(…なるほど、はぐらかされたの)

ジーナ

…───っおまたせ、しました！こちらで宜しかったですか……？

クジマ

あぁ、ありがとう。
いつも仕事が早くて助かってるよ。

クジマ

下がって良いですよ。ご苦労さま。

クジマ

…それからこの部屋には誰も近づかせないように。盗み聞きだって、無しですからね？

フラン

…！ッ、

ジーナ

お、お任せ下さい！
それでは失礼致しました……！

……ﾊﾞﾀﾝｯ

フラン

(…………ｺﾞｸﾘ､)

クジマ

…へぇ、これは驚いた

クジマ

…どうやらあの娘は、このパッケージのを意図せず持ってきたらしいな(ﾎﾞｿｯ

クジマ

(…まあ、丁度いい。
むしろ…好都合でしょう)

日晴

───お、おい狄……！

日晴

やっぱさすがに不味くない…？バレたら今度こそお陀仏だぜ俺達。。。？

狄

……そんなことを悠長に言ってる暇はないと見たからな

ｶﾞｻｺﾞｿ、

狄

ﾁｯ、…この段もないか。

日晴

地図なんだろぉー……？こんな書庫に来た所で手掛かりは…

狄

……木を隠すなら森の中、と俺なら思う。

狄

急いで探せ、本来作業員は立入禁止だから見つかったら全員終わりだぞ。

日晴

だからさっきそう言ったんだけどなぁ…？！

狄

今は文句は受け付けない。早く調べるぞ

狄

(頼むから……俺の杞憂であってくれよ、…フランさん)

薫

…………まだかかりそうか、レオ

ジョーカー

今やってます。

ジョーカー

…駄目です、まだ繋がる気配がありません。

薫

……、あぁクソッ……

薫

牧？何してる？

牧

…突入の準備、進んでいます。

薫

…ありがとう。
……これは、一刻を争うことになるかもしれんな

クジマ

──紅茶は好きです。
茶会もね。

フラン

………

クジマ

美味しく飲むために、研究してるんですよ。

クジマ

…さて、湯は、90℃くらいがちょうどいいですね。

ｶﾀｯ …ｼﾞｬｰ、

クジマ

……貴女は、濃いめがお好きですか？それとも薄め？

フラン

ぁ…それでは僭越ながら薄めで、お願いいたします。

クジマ

…そう。なら、蒸らすのは2分程度としましょうか

クジマ

ジャムも用意してますよ。薔薇で良かったですか？

フラン

え…ええ｡
ありがとうございます…！

クジマ

ふふ、いい事です。

クジマ

私はヴァレーニエも好きですよ。……でも松ぼっくりのものもあるでしょう？

クジマ

あれは、苦手なんですけどねぇ。(ｺﾄｯ

フラン

……っありがとうございます。何から何まで…

クジマ

お堅いことで。私がしたいことですから良いのです。

クジマ

お熱いうちにどうぞ。火傷はしないでくださいね

フラン

…いただきます

ｽﾞ…、

フラン

……！

クジマ

ええ、美味しいでしょう？
そりゃあ、美味しく感じますよね。

クジマ

私も大好きなんですよ。
クスミの、───
『サンクトペテルブルク』

フラン

………ッ、…、

クジマ

おや……そんなお顔をされるとは心外でしたね。

クジマ

大丈夫。…深い意味はありませんよ？

フラン

………、おもてなし、
感謝いたします

フラン

ただ、…この後少し私事がありまして！……貴重なお時間、ありがとうございま───

クジマ

…扉は開きませんよ。

フラン

ッ！？

クジマ

正確にはまぁ、外のしもべさん達に開けてもらうか……私の網膜を盗むか。

クジマ

だって寂しいじゃないですか。私は話し足りないんです

クジマ

悪くはしませんよ。満足すれば出してあげますから。

フラン

(…………一体、
“どっち”なの？)

フラン

(でも……、一か八か、信じるほかに手は、無いわ…)

ｽｯ…

クジマ

ふふ。
それこそ…いい事です。

牛ﾀﾝつくね

掴めない男です……クジマは。むしろこっちが掴まれてるような感覚ですよネ。

牛ﾀﾝつくね

またまた次回お会いしましょう。

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