真凛(まりん)
...
黙って文豪の高野聖を読んでいた。
真凛(まりん)
う~ん。深い(?)
真凛(まりん)
(そろそろ門も閉まるし帰るか。)
そう思って立ち上がった瞬間 図書室のドアの方から激しい音が聞こえた。
優(ゆう)
っ~!
志麻(しま)
坂田のせいで巻き沿い食らった...
わたる
俺もなんだけど...チッ
千里(せんり)
え⁉千里だけ?
真凛(まりん)
朝の...
優(ゆう)
やほやほ♪一緒に帰ろ♪
わたる
探すの大変だった...
千里(せんり)
ほぉら‼しま君?ド○勝は後で。
志麻(しま)
あっ。ちょ...
優(ゆう)
と。云うことで一緒に帰ろ♪
真凛(まりん)
あ。はい...
私は机に散乱してる文豪の本をスクールバックに 入れて図書室を後にした。