テラーノベル
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今日は平日だけど、臨時休校の日。
お店もやってないので、ほとんどの子どもや大人は家でごろごろと過ごす。
みかさは、ほこりっぽい屋根裏に足を運んでいた。
最初入ってきた時は目が痛くなるほど埃が舞っていたのに、
今では息が普通にできるほどになった。
桃
桃月美佳佐
濃く黒い字ではっきり書かれているそれを、穴が空くほど見つめる。
桃
桃
桃
桃
みかさは屋根裏にあるありとあらゆる書物を読み漁ったが、
どれも地域の特産物や歴史についてで
生贄のことが書かれているものは巻物と1冊の本だけだった。
桃
桃
桃
みかさはポッケの中に手を突っ込み、小さな光るものを取り出した。
桃
それは4ヶ月前。2年生になったばかりの頃に拾ったバッジだった。
桃
桃
パラパラと唯一生贄のことが書かれている本を見えていると、
桃
家系について書かれているところに、バッジと同じ模様を見つけた。
桃
この家紋は籠禊家のものである。
籠禊家の血筋のものは証拠として、この紋章を着けることが義務付けられている。
棄てても燃やしても戻ってくる。保存することは許可されている。本人が所持していれば良いものとする。
桃
桃
桃
桃
桃
時刻を確認しようとスマホを起動する。
18:20
桃
桃
黄
紫
桃
前夜儀が行われる屋敷に着いたのは19:20を過ぎていた。
真夏日の影響もあってか、まだ太陽は沈みきっていなかった。
桃
水
桃
水
らぴすの爽やかスマイルは、少し曇っているようだった。
桃
赤
桃
みかさはポッケに手を入れて、小さな塊を指でころころと転がして遊んだ。
スパンッ─────
白
コメント
1件
続きめっちゃ気になります!