冴
その日脳裏に写った顔が
冴
突然思い出した
冴
彼は気づいていないようだし
冴
そして俺も気づかない
冴
それが運命だった
冴
だって俺とは無縁の存在であり
冴
俺は会うべきでは無いと本能がつけでいるから
冴
でも...俺は好奇心がかってしまって
冴
結局は話しかけて
冴
凛と仲良くなって...
冴
俺は眼中に無いみたい
冴
仲良くしてたのも全て
冴
凛のための作られた物語の一部でしかないのかもしれない
冴
でもこの感情は偽物では無いはず
冴
そうだよな
潔
潔?
なんであん時凛を見捨てた?
潔?
凛は優しいからお前のことを完全にうらむことなんてない
潔?
むしろ前みたいになってくれると思ってるはずだ!
潔?
何故弟を見殺しにしたッ!
冴
...
冴
そうか
冴
お前は知らないよな
冴
なんでもない
冴
ただ怖くて手も足も出なかった
冴
それだけ
潔?
冴お前...
潔?
まさか己がためにやったわけじゃねぇだろうな
潔?
そんなことで弟を...ッ!
冴
はぁ
冴
己がため?
冴
それはお前だろう
冴
お前ごときが凛を扱えると思うなよ
冴
凛には俺が必要だ
冴
お前のじゃない
冴
凛には異能の才があって
冴
俺に無いものをある
冴
凛を傷つけてみろ
冴
何があっても
冴
俺はお前をこ〇す
潔?
...
潔?
......
潔?
(糸師冴...邪魔だなぁ)
潔?
(気づかなかったら良かったのに)
冴
あとバレバレの変装すんなよ
冴
ロボット風情が
潔?
...なんでそこまで分かるかなぁ?
冴
潔はどこだ
潔?
ここかなぁ
冴
...
潔?
^^言いたいこと分かるでしょ
冴
あぁ、そうかもな
冴
それで潔が助かるんならいいぞ
潔?
そう来なくっちゃ
冴
...罠ってわけか
冴
あいつが捕まるわけないし
潔?
ククク
潔?
君面白いねぇ
潔?
うち来なよ
冴
すまんな
冴
これからまた海外へ行かないと行けなくてな
冴
その誘いは断ることにしよう
冴
また機会はないだろうけど誘ってくれ
潔?
ククク面白いことを言うじゃないか君は
潔?
なら君には死んでもらわねば
冴
...つまらない
冴
結局悪役みたいなセリフ吐くだけはいて
冴
死にやがって...
冴
本当につまらない
現在
冴
しぬか