助産師
もう少しですよお母さん…!!
頑張りましょう!!
頑張りましょう!!
母
はい…!!
僕たちが生まれたのは同じ日だ
助産師
産まれました…!!
おめでとうございます!!!
おめでとうございます!!!
母
はぁ…はぁ…
助産師
立派な…
助産師
三つ子の子です!!
数年後
自宅
母
おかしいわね…
母
個性は普通親から継がれるものじゃないの…?
母
私の知恵不足かしら…
僕たちは個性バラバラで生まれた
親にもちっとも似ていない
母
それに…出久はまだ個性が出ないわね…
勝己(幼少期)
はっ、いずくおせぇな!
勝己(幼少期)
おれはもうこせー出たぞ!
出久(幼少期)
いいな…かっちゃん…
勝己(幼少期)
しょーとも出てるんだからな!
焦凍(幼少期)
うん…氷と…火…
出久(幼少期)
おかあさん、ぼくもこせー出るよね…?
母
きっと出ると思うわよ
出久(幼少期)
ぼくもオールマイトみたいにかっこいいヒーローになるんだ…!
更に数ヶ月後
母
おかしいわ…出久に個性が現れないわ…
母
もしかして…あの子…無個性なんじゃ…
母は心配になり僕を病院へ連れていった
診断結果は、無個性だった
時は進み、中学校
今年は僕らは焦凍くんだけがクラスが離れてしまった
出久(中学)
僕は…無個性だから…
勝己(中学)
はっ、雑魚が
モブ
おーい!勝己!!
お前の爆破年上のヤツらに見せてやれよ!!
お前の爆破年上のヤツらに見せてやれよ!!
勝己(中学)
あ?
モブ
喧嘩売りにきやがったぞ!!
勝己(中学)
ちっ、今行くから後悔して待ってろって言っとけ!
モブ
分かった〜!
出久(中学)
あっ…かっちゃ…
かっちゃんは僕とはあまり話してくれない
焦凍くんとはある程度の会話はするのに
僕が無個性だから?
出久(中学)
僕だって…かっちゃんの弟だよ…
そう、僕たちの関係は かっちゃん(長男) 僕(次男) 焦凍くん(三男) だった
出久(中学)
…僕だって…ヒーローになりたいよ…
出久が個性を手にするまでの話は原作と同じなのでスキップします
色々あって個性を手にした出久
出久(中学)
お母さん、僕雄英高校に行くよ
母
えっ…!?出久が…!?
出久(中学)
僕も、かっちゃんや焦凍くんと一緒にヒーローになりたい
出久(中学)
オールマイトみたいになりたい…!!!
母
…分かった、お母さん、出久のこと応援するね
母
頑張れ…!!出久!
出久(中学)
…うん!!
焦凍くんは推薦を貰っていた
もちろん、雄英高校への
かっちゃんは自力で受験するみたい
僕も、オールマイトと一緒に…雄英高校へ…!!
4月 雄英高校
僕たち3人は、無事雄英高校へ入学することが出来た
出久
わぁ…雄英高校…本物だ…!
勝己
なんでお前が受かるんだよ…
出久
かっちゃん、僕だってヒーローになりたいんだ
焦凍
いいんじゃねぇか
出久
焦凍くん…!!
出久
…緊張してきたよ…あ、クラス貼ってあるよ
出久
どれどれ…ん?
焦凍
お…
勝己
んだこれ…
勝己
全員同じクラスじゃねぇかよ!
焦凍
三つ子って同じクラスになるのが普通じゃねぇのか?
出久
それは…どうだろう…
勝己
…まぁいい、俺がクラスのトップになってやる
焦凍
俺もトップになる
勝己
うるせぇ!
出久
…僕…いけるかな…
勝己
あ?
出久
い…いや!なんでもない…
これから僕たち三つ子の物語が 始まろうとしていた