気まずい空気の中、口を開いたのはアメリカだった
アメリカ
…なあ、ごめんって。
そういうと優しい手つきで日本を撫でた
どこか慣れていて何かに悲しんでいるようで温かい手つきだった
日本は手で触られるとビクッとしたがすぐに心地よさそうに目を細めた
猫日本
ん…ゴロゴロ…
アメリカ
はは、そんな気持ちいいか?
揶揄うように言うと尻尾の付け根部分をトントンと叩く
するとやはり猫な為、お尻がどんどん上がっていく
日本は振り返り少し困惑したような瞳でアメリカを見上げた
猫日本
…
アメリカ
ん、初めてか…?大丈夫だ、ここ気持ちいいらしい
日本はその言葉に角っこに丸めていた体を起き上がらせ、アメリカの太ももの上に乗る
アメリカの温もりがじんわりと気まずい空気を暖めてくれたような気がした
アメリカ
(本当に、日本に似てるよな…)
頑張り屋さんで
日本
あ、アメリカさーん…もう限界です…仕事これ以上増やさないでくださ〜い…
秘密はわかりやすい場所にあって
日本
あ、アメリカさん!?あ、頭触ったら…!っあ…猫耳が…
たまに甘えてきてくれて
日本
あっめりっかさーん!今日すぐ帰れたので甘やかして下さーい!
変態なところとか
日本
あ、アメリカさん…!それはダメです!!私の自己満の漫画が…
アメリカ
__戻ってきてくれよ…
猫日本
…?
ふと撫でる手が止まってしまう
急に消えて会えなくなった
自分が恋をしていたんだと思う国。
こんな形で終わってしまったことが途轍もなく辛くて悔しかった
アメリカ
…お前が本当に日本なら、いいのに
そんなことを考えていても撫でる手は止まらなかった






