テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
21件
最終話かぁー リクエストってだいじょぶですかね、🍗クンがいなくなった後の世界線?もみたいなーナンテ…


ひなたが遮二無二に指を鳴らした瞬間、世界は銀色の光に包まれ、次の瞬間には激しい夜風の音が鼓膜を叩いた
そこは、シェアハウスの高い屋上
冷たい月光が照らす柵の向こう側
――あと一歩踏み出せば真っ逆さまに落ちていく危険な縁に、じゃぱぱが立っていた
その瞳には光が一切なく、絶望だけを映して虚空を見つめている
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
自分を責め、罪悪感に押しつぶされたじゃぱぱが、ゆっくりと片足を浮かせた
ゆあんくん
俺は叫ぼうとした
けれど、今の自分は首から上の顔だけの極限状態
声を出そうにも、止める手すらない
その時、後ろからひなたが、すべての光を放ちながら俺の首元に手を添えた
ひなた
ひなた
ひなたの叫びと共に、ゆあんの全身に凄まじい金色の光が宿る
足、お腹、腕、胸――
――ひなたが自分の天使としての全エネルギーを解放したことで、俺の五体が、現世のじゃぱぱの目の前に完璧な実体となって蘇った
俺は全力で地を蹴り、柵を越えようとしたじゃぱぱの服を、後ろから渾身の力で引っ掴んで、床へと引き戻した
――ドサッ!!!!!
じゃぱぱ
冷たいコンクリートの床に倒れ込み、じゃぱぱが驚愕して目を見開く
見上げる視線の先
月光を浴びて、息を荒くしながら自分を見下ろしているのは、亡くなったはずの、大好きな仲間の姿だった
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
俺の目から、ポロポロと大粒の涙が溢れ出す
その声を聞きつけて、異変を察したメンバーたちが次々と屋上の扉を開けて駆け込んできた
うり、えと、ヒロ、のあ、るな、なおきり、どぬく、シヴァ、もふ、たっつん――
全員が、そこに実体化して立っている俺を見て、息を呑む
ひなたの全能力の奇跡によって、今、からぴち12人全員の視線が、しっかりと俺へと繋がっていた
次回
最終話
最終話までに1000ハート行くかな…?
169
お嬢
7
HISAKI𓃠
4
31