この作品はいかがでしたか?
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コメント
18件
涙腺崩壊しまくりました😭 神作ありがとうございます!
最高でした😭👏✨ もう神作すぎます! 泣けてしまいました これからも頑張ってください! 応援しています🎶
上手すぎて、号泣したわ(´;ω;`) 感動の物語?もいい、、、 ちょっとこれを見て学んだわ、! ハート押しまくっちゃった☆
⚠ この物語には、 暴力表現や残酷な表現、 また、人によっては不快な思いを させてしまう表現が含まれている 場合がございます。 苦手な方は、ブラウザバックを お願い致します。 また、この物語は ご本人様とは一切の関係が ございませんので、 ご注意ください。
なんで…
なんで、なんで…?
なんで僕だけ…?
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
僕は昔から、不運だった。
生まれつき身体が弱くて、 よく体調を崩していた。
今も風邪を引いて寝込んでいる。
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
僕は両親の反対を押し切って、 故郷を離れて一人暮らしをしていた。
だから、家族は一緒に 住んでいなかった。
誰も看病をしてくれない。 1人じゃ病院にも行けない。
ほと💙(病み)
僕は孤独感で沢山泣いた。
次の日
ほと💙(病み)
僕はいつの間にか、 泣き疲れて眠っていた。
起きて体温を測ると 36.9℃だったので、 久しぶりに登校することにした。
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
そう。僕はずっと前から 学校でいじめを受けていた。
…きっと、今回体調を崩したのも いじめのストレスだと思う。
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
想像しただけで、 学校に行くのが怖かった。
でも、学校に行かないと もっと痛いことされるから。
重い身体を起こして、 学校の支度をした。
ほと💙
ほと💙
僕はいつも、登校前に 鏡の前で笑顔の練習をする。
周りの人達に 悟られないようにする為だ。
ほと💙
ほと💙
そう言って僕は、 家から足を踏み出した。
ほと💙
ほと💙
暗い気持ちを押し殺して、 僕は校門へ足を踏み入れる。
ほと💙
ほと💙
靴箱の中からは 大量の画鋲に一通の手紙。
きっと、昨日は風邪で 休んでいたから その事についてだろう。
ほと💙
手紙を開いてみると、 昨日どうして欠席したのか、 欠席したから今日は いつもより遊んでやる、 という趣旨の内容が書かれていた。
ほと💙
僕は憂鬱な気持ちになりながら、 1人廊下を歩いていた。
ほと💙
きっと、今日も 水を掛けられるのだろう。
そしたらいじめっ子が 僕のことを嘲笑って、 馬鹿にしてきて…
そう思うと、段々と 息が荒くなってくる。
ほと💙
ほと💙
僕は自分に何度も 言い聞かせながら、 呼吸を整える。
ほと💙
呼吸が整った後、 僕は最後に深呼吸をして
ほと💙
教室の扉を開けた。
ほと💙
ほと💙
教室に入ると、 勢い良く水が掛かる。
いじめっ子1
いじめっ子2
案の定、 僕のことを嘲笑う2人。
いじめっ子2
ほと💙
そして僕は、無理矢理 掃除を強いられた。
掃除が終わった後、 僕は着替える為に 更衣室へ足を運んだ。
ほと💙
僕は毎日、水をかけられるから 着替えを持っていていた。
ほと💙
僕は身体を震わせながら、 着替えていた。
ほと💙
ふと視界に写った時計を見ると、 午前8時50分を指していた。
授業が始まるのは9時からだ。
ほと💙
そして、着替えが終わった後 大急ぎで教室に戻った。
ほと💙
僕が教室で席に着いたのは、 午前8時55分だった。
ほと💙
ほと💙
僕が安堵の息を漏らすと、 後ろからいじめっ子が 声を掛けてきた。
いじめっ子1
ほと💙
ほと💙
僕はあまりにも怖くなって、 声が震えてしまっていた。
そんなことはお構いなく、 いじめっ子は話を続けた。
いじめっ子1
ほと💙
僕がそう返事をすると、 丁度チャイムが鳴った。
そして、授業が始まった。
放課後
ほと💙
そう僕は独り言を零しながら、 淡々と帰る支度をする。
ほと💙
ほと💙
支度を済ませると、 僕は大急ぎで屋上に向かった。
ほと💙
ほと💙
僕が屋上に来ると、 2人はにやにやしながら そこに立っていた。
いじめっ子2
いじめっ子1
そう言っていじめっ子は、 僕に向かって拳を振り上げる。
いじめっ子1
ほと💙
いじめっ子2
いじめっ子1
しばらく僕は、 暴力や暴言を沢山浴びた。
ほと💙
あの後、僕は色んな物で 殴られたりして 息を切らしていた。
僕の身体はどこもかしこも 傷だらけで、 その傷からは血が流れ出ていた。
いじめっ子1
いじめっ子2
そう言っていじめっ子は 屋上を後にした。
ほと💙
僕は思わず、 その場に座り込んでしまう。
いつもなら、今は 傷の手当をしていた。
ほと💙
でも、そんな悪あがきは 無駄のように思えて来ていた。
毎日のように増える傷。 身体にも、心にも増えていて。
一生癒えることのない傷もある。
そんな傷に、薬を塗って ガーゼで覆って 包帯を巻いても。
…もう今更、 傷は消えることはないのだ。
ほと💙
ほと💙
ほと💙
ほと💙
ほと💙
ほと💙
ほと💙
ほと💙
そんなことを考えていると、 僕はいい事を思いついた。
ほと💙
ほと💙
ほと💙
ほと💙
“もうすぐ死ねる”
そう考えてると、 何だかわくわくしてきて。
ほと💙
僕は早速、フェンスの前に立った。
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
僕は心を踊らせて、 フェンスを越えようとした。
すると、誰かが入ってきた。
しょ💜
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
僕の名前を呼んだのは、 幼馴染みのしょ💜ちゃんだ。
しょ💜ちゃんは クラスが違うので、 僕が虐められて いることは知らない。
しかも、いじめっ子も しょ💜ちゃんの前では 僕のことをいじめない。
だから、しょ💜ちゃんは 何も知らないのだ。
ほと💙(病み)
僕は笑顔で彼の名を呼ぶ。
しかし、しょ💜ちゃんは 顔を真っ青にしていた。
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
僕がそう言うと、 しょ💜ちゃんは 困惑した様子を見せる。
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
しょ💜
ほと💙(病み)
しょ💜
僕がそう言うと、 しょ💜ちゃんは びっくりしたような 表情を見せた。
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
しょ💜
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
しょ💜
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
ほと💙(病み)
僕はいつの間にか、 涙を流していた。
僕が泣いていると
しょ💜
しょ💜ちゃんは、僕を 優しく抱き締めてくれた。
ほと💙(病み)
僕が混乱していると、 しょ💜ちゃんは口を開いた。
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜ちゃんは 涙を流しながら、 僕に何度も謝った。
ほと💙(病み)
僕も泣いていると、 しょ💜ちゃんがある提案をした。
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
しょ💜ちゃんが僕と死ぬ…!? 僕は思わず驚きを隠せなかった。
ほと💙(病み)
そう恐る恐る聞くと、 しょ💜ちゃんは涙を拭いながら 笑顔で答えた。
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
いつも笑顔なしょ💜ちゃんが、 いつも面白いしょ💜ちゃんが…
僕と同じ、 死ぬことを考えてた…?
ほと💙(病み)
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
…そうだ。しょ💜ちゃんは いつもお見舞いに来てくれていた。
それだけじゃない。
僕は一人暮らしをしたくて わざと少し離れた 学校を受験した時も、
しょ💜ちゃんは 自転車で通えるから、と 同じ学校を受験してくれた。
ほと💙(病み)
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
しょ💜
ほと💙(病み)
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
しょ💜
しょ💜
ほと💙(病み)
“今日ぐらいは正直になって”
…そうだ。僕はまだ、 作り笑いのままだった。
今まで笑顔を見せるのが怖くて、 自分を偽ってたんだ。
でも、しょ💜ちゃんの前なら 安心出来る!!
ほと💙(病み)
ほと💙
しょ💜
しょ💜
しょ💜
ほと💙
ほと💙
しょ💜
しょ💜
そして僕らは、 いつかの笑顔だった頃のように 沢山笑いあった。
しばらく他愛のない 会話をしていると、 しょ💜ちゃんが 口を開いた。
しょ💜
ほと💙
しょ💜
ほと💙
しょ💜
しょ💜
しょ💜
僕はその言葉を聞くと、 また涙が出てきてしまった。
ほと💙
しょ💜
しょ💜
ほと💙
ほと💙
しょ💜
ほと💙
しょ💜
ほと💙
しょ💜
ほと💙
しょ💜
しょ💜
しょ💜
ほと💙
そして僕らはまた、 泣きあいながら 嬉しさを共有していた。
しばらくすると、 日がだいぶ暮れてきた。
しょ💜
ほと💙
しょ💜
ほと💙
そう言って僕らは、 屋上のフェンスを越えた。
ものすごく高くて、 風が吹いていた。
…これで最期なんだ。 しょ💜ちゃんと居れる時間も。
そう思うと何だか 寂しくなってきて、 しょ💜ちゃんに最期のお願いを することにした。
ほと💙
しょ💜
ほと💙
ほと💙
しょ💜
しょ💜ちゃんは笑顔で お願いを聞いてくれた。
しょ💜
ほと💙
しょ💜
ほと💙
しょ💜
しょ💜
ほと💙
しょ💜
ほと💙
そして僕らは、 最期の約束をした。
風が少しずつ強さを増している。
しょ💜
ほと💙
しょ💜
ほと💙
しょ💜
ほと💙
“また…来世でね!”