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■俺はうーくんを好きすぎる(後編)■ 「メルト」の歌詞パロ(*´ω`*)
兎「ついでにデザートな!」 飛び込んだコンビニで、うーくんは傘と一緒にソフトクリームを買った。
兎「歩きながら食べよっ」 L「え、」
傘を開いて外に出ると、うーくんがまず一口食べて美味しい!と賞賛したのち、ホラ!と俺に差し出した。
雨に当たらんよう傘をくっつけて受け取れば、自然と互いの指先が触れて思わず緊張する。
普段じゃどうってことないのに、こんな場面だとどうしてこんなにドキドキすんのや。 乙女か。 俺って乙女か。
でも本当に名前の通りソフトや、クリームや。 ソフトでクリームで、まごう事なきソフトクリーム。
甘いし美味い。俺も溶けちゃいそ。 二人で何度も受け渡しながら食べとる内に、気付けばもう駅に着いてしまった。
着いたのを機に、小さくなったコーンのしっぽを口に放り込むうーくん。
デザートも今日一日も··· これでおしまい。
そう思たら、今までメチャクチャ楽しかった分だけ寂しくてしかたあらへん。
甘くて美味しかったソフトクリームなのに。 食べ終われば、サヨナラする寂しさのように俺の体を冷たくしている。
傘をすぼめ、あの店ほんと美味しかったね~なんていううーくんの横顔を見とると、尚のこと別れ難くなってしまう。
ねえあと一本だけ電車見送ろうよ。 あとちょっとだけ、一緒に居ようよ。
だって大好きなんやで。
明日は会えんし、明後日もわからん。 次会えるまでが長過ぎるんよ、できるならここで思い切り抱きしめたいよ。
なんて顔してんの、と声をかけられても返事ができん。
L「うーくん、」 兎「うん?」
きっと今、俺は切羽詰った顔しとるんやろな。
L「···もうちょっと、ええかな」 兎「もうちょっと?」
L「まだ、さ、時間···」
こんなんハタから見てたら笑っちゃうよな。
兎「エルくん、だって帰るって」 L「いやいや言うとらんよ!」 兎「お店出てすぐ駅って言うからさあ」
あ、そりゃ言うたけど!
L「うーくんシメって言うし」 兎「シメ?そりゃメシと雨で韻踏んだだけでしょ?」 L「えええー?」
兎「カラオケとかも···あの、···行きたかったなぁ」
···そ、 そんなあ!
L「ちょ、言うてよ~!もう!」 兎「もうじゃないよ、もう!w」
アハハとうーくんが笑って、俺は今までのローギアからまた一気にアクセルが入って。
L「なんやぁ、なんやぁうーくん言うてよ俺もうバイバイすんのかって寂しかったんやで!」
兎「アハハw 寂しいって、じゃあ今からカラオケ行こっか?」 L「行こ行こ!」
カラオケの後は美味いラーメン食べようよ、その後は今度はオールナイトの映画館行こうよって言うと。 ハシャギすぎだろって笑ううーくんに、可愛らしいグーで肩を小突かれた。
兎「まあでも、しょうがないから行ってやらあw」 L「ありがとゴザイマース!w」
大好きやで、大好きやでうーくん。 大の男のくせに一緒にいてこないにドキドキしちゃっとんのやで。
ええんや、どんだけ必死でかっこ悪くてもしょうがあらへん。 そんだけ俺はうーくんを好きすぎるってこと、自分でわかっとる。
めちゃめちゃ好き、本気で好き、心から好き。
だからその内きっと腹を括っちゃうよ。 腹を括って言っちゃうよ。
もしかしたら今、言っちゃうかもしれん。
L「俺な···うーくん大好きや」 兎「ど、どしたの急に、」
L「···本気やで?」 兎「へ?///」
······なんて、ね? END
これ兎くん視点で書いたら歌詞パロじゃなく歌詞パクになりそうだったので、エルくん視点にしましたw
コメント
26件
純愛だ…可愛すぎて溶けました(過去形)
これぞ純愛っ!(∩´∀`∩)💕 えちラブも大好きだけど、初々しいくてピュアなデートも見ててすっごく楽しいです〜!︎💕︎ 2人が話す時の、ちょっとくすぐったいような照れちゃうような雰囲気が最高…✨
最後の なんてね が好きすぎる!!!!!!!!!