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中学1年生の夏。
俺は初めて、
くにのことを「好き」だと
自覚した。
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4時間目の
体育の後の更衣室。
みんなが着替えてる中、
俺はくににだけ小声で言った。
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くにがびっくりした顔をして、
それからすごく嬉しそうに笑った。
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その日から、
俺はくにおに
触れたいと思うようになった。
手も繋ぎたい。
肩に寄りかかりたい。
でも、
触れようとするたびに
手は空を切る。
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それが、
俺の初恋だった。
誰にも言えない、
届かない恋。