昔からあなたはそうだった。
山本
怖いよ、助けてよ、誰か、、、
この日は、おかあさんとおとうさんに叱られたんだ。
お水を机にこぼしちゃって、ふいてたら怒られた。
「なにしてんのよっ!この馬鹿が」
「どっかいけよごみ」
って、言われて。
それで本とかコップとか椅子とか投げられて、 とっても痛かった。
山本
しかも外は土砂降り。 少しでも被害を少なくするために路地裏にきた。
僕も普通の家庭がよかったのに。
そう考えていたら、頭の上から雨が降ってこなかった。
山本
気がつけば、俺の前には傘を持ったお兄さんが立っていた。
お兄さん
おかあさんたちのせいなのか、僕はいつのまにか人が怖くなっていた。
また殴られるんじゃないかって。
でも、お兄さんはちがった。
お兄さん
そう言って僕の濡れた頭を優しく拭いてくれたし、 ご飯もくれた。
普通の家庭の美味しいご飯。
そこからというもの、ずっとお兄さんと待ち合わせしてここで会っていた。
それで、お兄さんのことをたくさん知った。
名前はねっぴー。 歳は13歳。 一人っ子で、よくお母さんと喧嘩するんだって。
だからあざとかよくできてる。 それは僕も一緒だな、なんて。
まぁ、僕は6歳。ねっぴーは13歳。 すんごい離れてるけどね。
そんなねっぴーに、ある日聞かれたんだ。
ねっぴー
ねっぴー
いつかは聞かれると思ってた。
でも、ねっぴーなら僕をわかってくれる。 そう思って、僕は話したんだ。
そうしたら、ねっぴーは黙って立ち上がった。
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
そう言ってねっぴーは歩いてどこかへ行った。 僕はちゃんとねっぴーのいう通り待ってた。
でも、、ずっと帰ってこなかった。
だから、僕は心の中でねっぴーに謝って家に戻った。
山本
家の中に入った途端、生臭い匂いがした。
何故だろう。そう思い、リビングへ入った。
山本
そこには血だらけの人が倒れていた。 その人の正体は_________
山本
路地裏 。 第6話 を閲覧いただきありがとうございます。
誠に感謝しております。
そろそろ結末がわかってきたかたもちらほらいるのではないでしょうか?
コメントによければ考察など🙌
では、またのご来店お待ちしております_______。
コメント
8件
山本思いなのが分かる!虐待した親は地獄行きだね(💢'ω')
わーーーーーーーー 好きすぎて埋まってきま〜す(?) 山本さん想いなねぴさん好き🫶 虐待してる親を56そう!☆
え、、、?ねっぴーさんは山本さんを助けるために、もしかしたら山本さんの親を、、、?でも倒れてたのはねっぴーさん、、、え、、、、?とりあえず最高でした考察頑張ります