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余命10年の君へ

第12話 - 打ちあけ

2025年01月21日

#恋愛？

とうふじんこ

一真

（ついに誘ってしまった、！）

一真

（俺の‪”‬好きな人‪”‬を､､､）

紡

お待たせしましたー！

一真

お、来たね、紡

紡

来たねっていうか、呼ばれたから来ただけです！

一真

そーやったな笑

紡

そーですよー！

紡

急に何言い出すかと思ったら、一緒に帰ろうなんて言われるんですもん！

一真

まあ気分だよ、気分

一真

（そんなわけねぇだろ。）

一真

あ、てか敬語外していいよ

紡

え！いいんすか！

紡

…じゃなくて！

紡

いいん！？

一真

いいよ笑

紡

ありがと！

一真

全然笑

一真

（とりあえず仲良くならないと。）

一真

（そのためには、この前のことを聞かなきゃな､､､。）

一真

あのさ、紡

紡

どした？

一真

この前、

聖織

お！一真と紡じゃん

聖織

なにしてんの、ふたりで仲良く帰っちゃって笑

一真

（あぁ、また聖織だ。
また聖織に邪魔される､､､。）

紡

はぁ？

一真

それはお前もだろ

聖織

え？なんでそれ知ってんの？

一真

（やべっ、そういえばあの時そこに居ないことになってたんだ､､､！）

一真

あー、よく2人で居るじゃんかって

聖織

べーつにいいじゃん？

一真

（まあ、そうだけどさ､､､）

聖織

でしかも、俺もお前ら二人でいること否定してないし

一真

まあ、確かに、？

聖織

てか、前までそんな関係だったっけ？

聖織

全然接点なかったやん

一真

いや、それは

聖織

もしかして紡のこと好きとか？

一真

は？

一真

（ふざけんなよ。聖織。
ほんと最低だわ。）

一真

だからさぁ、本人の前で､､､

紡

あ、あー！そういや、今日塾がありましてー！

紡

お、お先に､､､

一真

え、あ、待って紡！

紡

（ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

聖織

あーあ、振られちゃった笑

一真

別にそもそも俺あいつのこと好きじゃないし。

聖織

そーなのー？

一真

そ。

聖織

でも、なんでわざわざ2人で帰ってたんだろーね！

一真

いや、気分。

聖織

気分って笑

一真

お前だってこの前､､､

一真

（っあっぶねぇ！この前あとつけてたの疑われるとこだった､､､）

聖織

？なに？

一真

いや、お前も気分とかあるだろって。

聖織

まああるけどさ〜笑

一真

（あ、もうこれ話したら長くなるやつだわ）

一真

ごめん、俺帰るから。

聖織

は？おいちょっと待てって､､､

一真

ごめん。

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

紡

ただいまぁ。

紡

（あー、あの二人喧嘩してないといいけどな､､､）

紡

（やな雰囲気だったから逃げてきたけど、喧嘩？止めとけばよかった､､､）

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

紡

あ、電話

紡

一真先輩からだ､､､

紡

なんだろ

一真

通話
25:04

一真

そーいう事だったのね。

紡

はい、。

紡

あの、私をキモイとか思ってもいいんですよ？

一真

いや、思わないから

紡

え？

一真

言うなら逆にいじめてる側の人達がキモいって感じ

紡

そーですか？

一真

うん

一真

だから、気にすんな

一真

なんかあったらまた話聞くから

紡

ありがとうございます🥹‪

一真

いえいえー

紡

（私は、一真先輩に、あの時なんで公園の倉庫にいたのかを聞かれた。）

紡

（最初はあまり答えなかった。）

紡

（話を聞いた後キモがられると思ったから。）

紡

（でも、あまりに質問してくるから、答えたの。少しだけね。）

紡

（でも、１回はいたら止まんなくなっちゃって笑）

紡

結局全部言っちゃった笑

（でも、一真先輩があんなこと言ってくれて嬉しかったなぁ）

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とうふじんこ

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