翌日(月曜日) 会社
あみは自分の気持ちを 真壁に伝えるため 早めに出勤した。
早瀬 あみ
(部長はいつも
皆より早めに出勤してる)
皆より早めに出勤してる)
早瀬 あみ
(皆が来る前に
話そう。)
話そう。)
深呼吸して フロアの扉を開ける
ガチャ
早瀬 あみ
部長、
おはようございます。
おはようございます。
真壁 祐希
早瀬?
おはよう。
おはよう。
真壁 祐希
早いな。
一瞬驚いた様な表情をしたが いつものクールな顔に戻り あみに声をかけた。
早瀬 あみ
部長
お話しがあります。
お話しがあります。
早瀬 あみ
あの……
早瀬 あみ
私的な事なのですが……
真壁 祐希
あぁ。
真壁 祐希
わかった。
真壁 祐希
会議室の方が
いいよな?
いいよな?
早瀬 あみ
はい……
会議室に移動する
真壁 祐希
それで話しって?
早瀬 あみ
……私
早瀬 あみ
渉がっ。
早瀬 あみ
新井さんが好きです。
真壁 祐希
……そうか。
真壁は悲しそうな表情をした。
早瀬 あみ
あの……
早瀬 あみ
部長は
私を女性扱いして下さって
私を女性扱いして下さって
早瀬 あみ
私はたくさん
ドキドキしました。
ドキドキしました。
早瀬 あみ
すごく嬉しかったです。
早瀬 あみ
でも……
真壁 祐希
わかった。
真壁 祐希
これ以上はいい。
真壁 祐希
お前を守りたいって
言った気持ちは
嘘じゃない。
言った気持ちは
嘘じゃない。
真壁 祐希
部下としてではなく
1人の女として
見てきた。
1人の女として
見てきた。
早瀬 あみ
はい……
真壁 祐希
それに
お前は強い。
お前は強い。
真壁 祐希
どんな状況でも
仕事はきっちりこなし
周りへの配慮も忘れない
仕事はきっちりこなし
周りへの配慮も忘れない
真壁 祐希
俺はいい女に惚れたよ。
真壁 祐希
これからは
上司として
お前を守る。
上司として
お前を守る。
早瀬 あみ
はぃ……
真壁 祐希
最後に一つだけ……
あみに近づき 頬にチュッっと口付ける
早瀬 あみ
っ!!///
そして耳元で
真壁 祐希
幸せになれよ……
とつぶやき 会議室をあとにした。
早瀬 あみ
……部長
早瀬 あみ
ありがとうございました。
あみはドアに向かって 深くお辞儀をした。







