ミンギュside
ユナ
ミンギュ
そんなの知ってる。
でも俺は、あの手紙を見た時思ったんだ。
"ユナは嘘をついている"って。
5月26日
家に帰ると机の上に
一枚の手紙が置いてあった。
帰ってきてユナがいないことに気づいた。
嫌な予感しかしなかった。
ミンギュ
呼んでも返事がない。
家のどこを探しても、ユナはいない。
ミンギュ
俺は机の上の手紙を読んだ。
ミンギュへ
私、ミンギュのこと嫌いになった。
私ね、他の男の人を好きになったの。
もうミンギュに飽きちゃった。
最低でしょ?だから別れよ。
今までありがとう。そして
さようなら。
ユナより
ミンギュ
ミンギュ
涙で濡れたあとがたくさん残っている。
震えた手で書かれている文字。
その書かれている一つひとつの言葉だって
嘘なんでしょ?
ミンギュ
考えてみれば俺は
仕事が最近忙しくて、
自分の誕生日もユナの誕生日も
一緒にいてあげることができなかった。
ミンギュ
何度謝ったってきっと許されない。
俺はどうして彼女を優先しなかったんだろう。
ずっと後悔していた。
その夜は生まれて初めてと言っていいくらい
一晩中泣いていた。
自分が情けなかった。
ミンギュ
失ってから気づくとか、遅すぎる。
なんでもっと早く気づかなかったんだろう。
ずっとそう思っていた。
4月6日
今日は早く仕事が終わった。
俺は帰ろうとした時
ドギョム
ミンギュ
ドギョム
ドギョム
ミンハオ
ミンギュ
仕方ない、行くかㅋㅋ
居酒屋
ドギョム
ミンハオ
ドギョムとハオ
ミンギュ
なんか照れるわこれㅋㅋ
3人:カンパーイ!!
そしてしばらく飲んだ。
…
ドギョム
ミンギュ
ドギョム
ミンハオ
ドギョム
ミンギュ
ミンハオ
ミンギュ
ミンギュ
ドギョム
ミンハオ
ミンギュ
俺はユナに電話をかけた。
プルルルルルッ
ツーッツーッ
うん、だよね。
もう1回かけてみる。
プルルルルルッ
パチッ
おっ
ユナ
ちゃんとユナの声だ。
ミンギュ
あ、やべ。思わず本音が…
絶対困ってんじゃん。
ミンギュ
変だったかな?
急にこんなこと聞くなんて。
ユナ
ミンギュ
ユナ
ミンギュ…さん?
その言葉に胸が痛くなった。
敬語だし、距離を置かれているような気がした。
ユナ
ミンギュ
なんとか用件を言わなきゃ。
切られてしまうような気がした。
ミンギュ
ユナ
電話越しでも分かる、驚いた声。
ミンギュ
ミンギュ
そう言って電話を切った。
…ちょっと強引だったかな?
でもこうでもしないと
逃げちゃうかもしれないからね。
酔ってもないのに酔ったフリまでした。
実は今日あまり飲んでいない。
酔ったのドギョマだけだからねㅋㅋ
ミンギュ
episode three fin.
SAKURA
SAKURA
SAKURA
ドギョム
SAKURA
ミンハオ
SAKURA
SAKURA
ミンギュ
ユナ
ドギョム
ミンハオ
コメント
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続き楽しみ,,,😖
次も楽しみにしてる!