その日の夜
由良 柊
疲れた…
俺はベッドにダイブした。
ピコンッ
由良 柊
誰…?
スマホを見ると、連絡は頼から。
椿 頼
『久々だったな』
由良 柊
『そうだね、なんか楽しかった!』
椿 頼
『いじめられてたのに?』
由良 柊
『うん、頼に会えたから楽しかったよ。』
椿 頼
『マジで?』
由良 柊
『マジで。』
椿 頼
『ありがと』
椿 頼
『これから帰るとき迎え行っていい?』
由良 柊
『いいけど迷惑だよね?』
椿 頼
『俺が行きたくて言ってんの。
じゃあこれから迎え行くわ』
じゃあこれから迎え行くわ』
由良 柊
『あ、うん…分かった。』
椿 頼
『じゃな。』
由良 柊
『ん。』
頼side
どうしよ。 柊のこと…めっっっっちゃ好き。
これから迎え行けるとか俺名案すぎる!
俺は相談のために夏蓮に連絡した。
三上 夏蓮
『何?』
椿 頼
柊が好きすぎてヤバい…
三上 夏蓮
『は…?』
椿 頼
ちっさい頃からだけど…
めーーーっちゃ好き…
めーーーっちゃ好き…
三上 夏蓮
『急だな笑
あ、そうだ迎え行くんだよな?』
あ、そうだ迎え行くんだよな?』
椿 頼
そうそう!!最高すぎる…
三上 夏蓮
『もうお前素直すぎて怖いわ…』
放課後(柊side)
今は頼の迎え待ち。 本当に来るのかな…
もぶ
あっれ〜?
もぶ
誰を待ってるのかなぁ〜?
由良 柊
あ…いや、
もぶ
うぇ〜いww
俺はそいつに殴られた。
由良 柊
ゔぅっ…
椿 頼
おい!!お前ら最っ低。
由良 柊
頼…っ
もぶ
あ…
もぶ
やっべ、逃げるぞ!
三上 夏蓮
うっわ…卑怯…
椿 頼
バーカ。
由良 柊
悪口が悪口じゃない…
三上 夏蓮
それな。
椿 頼
…柊、怪我とかしてない?
由良 柊
あ〜…まぁ大丈夫!
椿 頼
…見せて。
由良 柊
いや、全然大したことないよ!?
椿 頼
大したことなくても…。
心配、だから…
心配、だから…
その表情には、確かに心配の色が浮かんでいた。
三上 夏蓮
柊、こいつさぁ…
椿 頼
夏蓮…黙れ。
何か秘密にしている事があるのか、頼は夏蓮の口を塞ぐ。
三上 夏蓮
はいはい。
椿 頼
夏蓮の家連れてっていい?
由良 柊
え、ちょ…
三上 夏蓮
いいけど柊は?
由良 柊
良いのは良いんですけど迷惑じゃ…
三上 夏蓮
全然。
椿 頼
よし!行こ〜







