少年
少年
少年
少年
少年
「____________。」
少年
がばっと起き上がる。
如月音
なんだ、この夢。 一人の少年が僕に悩み事があるかと 察したあと、 「助けて。」 と振り絞った声で言った。
どこか、寂しそうだった。 何故か懐かしいような 「声」と「形」だったが あったことのない少年だ。
如月音
「なんで、そう思ったのだろう」「なんで、こう……懐かしく 思ったのだろう。」
そう思ったが、 ほっとけないと思った。
名前も、何もかも知らない少年を なぜ、ほっとけないのか。 わからない。けど……、
どこか自分と 似ているような感じがした。
如月音
やばい。もうこんな時間。
近くにかけてある時計を見ると 「6:45」と指していた。
起きなきゃ。
「遅刻してしまう」と、 頭の中で思っていても 眠いものは眠い。 眠気が覚めない。
如月湊
如月湊
湊の下の階から聴こえる声。
如月音
目を覚まして体をおこす。
如月音
そして寝る。
ごめん、妹よ。
悪気はないんだ。
眠気が悪いんだ、全部。
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#悪いのは眠気のせい