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やっとのこさ4話ですよ…

早いような遅い様な…

今回はゲスト回っ!

最後に纏めて出すから良ければ作品とか見に行ってくだしあ!

No.4 ライアーとは

檸檬

______!

風に掻き消されて聞こえない中、術式が展開される。

辺りが一気に閃光が走り、目をつぶやらなければ死んでしまうような、そんな奇妙な錯覚に陥ってしまうほど、よく分からない世界だった。

上空へ彼等が消え去る時、確かにそう言っていた。

死亜

…お?

フェル

おー…晴れた…

自分の耳をパタパタとするフェル。一体何をしてるんだろうか。

おもち

?どしたん?ふぇる。

フェル

いやー…最近耳鳴りが酷くてさぁー…

架瑠羅

えぇ…不吉…

檸檬

というか…成功、した…!!

ぷうみの

おーおー…はしゃいでるねぇ…

呆れた様にヘラりと笑ったぷうみのに駆け寄る様にして近付く咲羅。

咲羅

皆、怪我とかしてないですか…?

りん

パッと見大丈夫!

魔導士達の身体に異常が無い事を確かめると、咲羅はホッと息を着く。

それを見た他魔導士達が、そんなに心配しなくても大丈夫よ〜!!なんて揶揄っていれば、巨大な転移魔法と共に1人の魔導士が現れる。

るも瀬

…ん?あー…ついた、な?

おもち

ん!?え!?るも瀬!?!?

フェル

あら、るもさん久しぶり。

久しぶり〜、なんて銀色の髪を揺らすと、未だ驚いている魔導士達をびしっとるも瀬が指を指す。

るも瀬

討伐…と言うか依頼が終わったらすぐ報告!これ、報連相の魔導士の基本!

るも瀬

そして直ぐに帰還する!あのクソ国王が心配してたよ…全く…。

やれやれだぜ…と肩を竦めたるも瀬 見て、咲羅が静かに問い掛ける。

咲羅

で、るも瀬さんは何しに来たんですか?

るも瀬

そりゃあ、転移魔法であんたらを送り届ける為よ。どうせエーテル減ってるんでしょ。ワープ用の。

りん

あー、そう言えばるも瀬さんってなんか転移魔法の仕事してましたもんね。

るも瀬

まぁ生まれ持っちゃった才だしねぇ…ブラック過ぎて最早死にたい。

首元を親指で掻き切る動作をするるも瀬に一同全員で苦笑いを零し、るも瀬の周りに集まった。

死亜

じゃあしっかり!!お願いするねっっ!!

るも瀬

うぃー。

スッと片手を上げると、ふわりとした浮遊感。

1人を除いて一同は、あ、これ酔うな。と察していた。

玉座にて、るも瀬は既に依頼へと出かけた。

おもち

うげぇえぇ…酔った……

ぷうみの

やっぱり酔うと思ってた。おもちは期待を裏切らないね。

檸檬

期待を裏切らない!?!?

おもちの背中を摩りながら、期待!?なにそれ怖い!!と驚愕している檸檬。立ったまま寝そうなぷうみの。酔ったおもち。爆笑している一同。この瞬間更なる混沌(カオス)が生まれた。

ルバート

www

フェル

何もちちゃんの事笑ってんの??口縫うよ???

ルバート

出た過激派。こゎぃ…

どこからともなく縫針と糸を出してきたフェルに驚きながらもJKの様な反応を見せるルバート。

咲羅

…あれが芸人魂…。

架瑠羅

咲羅…めっ!

と言った様に、ふざけていたのはここまでで、王者の顔付きになったルバートに魔導士達は黙って話を聞く姿勢をとる。

ルバート

という訳で、解決、ご苦労様。

ルバート

一応俺エーテルで見てたんだよね、あれ。四峰が居たのは予想外だったよ…。まぁ、取り敢えず君らの力で解決したんだって世間には公表しとくから、もう帰って休んでいいよ。

ルバート

報酬は後日、"例の彼女達"が届けるからね。

りん

了解しました。ありがとうございます。

微笑んだルバートに、こいつ顔だけならいいんだよな。なんて失礼極まりない事を思いながら城を後にした。

2日後

ギルド内にあり得ないほどの瓦礫の音が辺りに響く。

フェル

先輩っ!!!お久しぶりですっ!!!!

魔朱羅

ふぇる、久しぶり〜

怜珠

まぁたやってるよ…

犬の様に飛び付いてきたフェルを魔朱羅ははいはい、とあやしながらギルドの入り口へ立っている。

そしてその毎度の光景に呆れながらも引っ剥がし、話を訊く他魔導士達。

おもち

あ〜…はい、ありがとうございます。

咲羅

…うちのフェルが、ほんとすいません…。

ルバートからのを受け取ると報酬毎度こんなんでほんとすいません。と謝る咲羅。それにいえいえ、と怜珠は返事をすると、思い出した様に懐から金貨を出す。

怜珠

…あ、後。これここの修理代。見て分かる通り魔朱羅のガサツな悪魔がちょっと、ちょっと壊してるからね。

魔朱羅

ちょっとガサツなってなんすか!!ガサツなって!!!

フェル

そうだそうだー!!

架瑠羅

もうふぇるちゃんは黙ってなさい!

フェル

くぅん…

しょぼん、としたフェルを魔朱羅から引き離し隔離する架瑠羅。もう、大人しくしててくれ。の懇願におーけー。との軽い返事をしていると、死亜が飛びつく。

死亜

ねぇ、怜珠さん!これわたしたちの為のお金??

突然の質問に怜珠が一瞬目を丸くすると、質問の意味を理解したのかすぐに口を開く。

怜珠

べっ、別に、貴方達の為じゃ無いです!!ただ私の罪悪感が凄かっただけなんだから!!

魔朱羅

そんな風に言っても説得力ないぞー??

ニヤニヤとし出した魔朱羅にもう帰る!と帰り出した怜珠。それを追いかける様に帰って行く魔朱羅。

りん

…凄い勢いの人達だったね。

檸檬

…いつもだと思うよ。

あんなんでも国王直々の部下なんだよなぁ…と考え、すげぇな。と言う結論に至った2人は、静かに崩壊したギルドの入り口を見やるのだった。

死亜

ねぇ、ライアーの意味って知ってる?

架瑠羅

ライアーって、死亜ちゃんのファーストネームじゃん?

その日の夕食、突然振られた話題に魔導士達は驚きながらも返す。

死亜

そうそうw分かってるならいいんだよw
"分かってるなら"。

その意味深な返答で、魔導士達は全て理解した。

嗚呼、そんな泣きそうな顔しないで?

大丈夫、ちゃんと分かっているわ。

貴方の事なんて、みんな知ってるもの。

それでもみんな、知らない振りをするの。

安心して頂戴。貴方を捨てるなんて、そんな事出来る人この場所には居ないの。

誰かの絆す声が、脳内に響いた気がした。

るも瀬

自己紹介枠〜

魔朱羅

いぇ〜い!

怜珠

はい。

るも瀬

どうもるも瀬です。えーと?転移魔法を得意として仕事は人を移動させる仕事。

るも瀬

あのクソルバートに言われてやってるけど飛んだブラック。近々辞めてやろうかと考えたけど私が辞めると国の経済とか色々動かなくなるから辞めるに辞められない状態。ブラックのお手本の様な職業。

るも瀬

ほんとヤダ。

魔朱羅

魔朱羅だぞ!!雷系魔法を得意としてる悪魔使い!悪魔使いはこの世で珍しいとされてるらしくて常にレッドカード!!死にそう!!

魔朱羅

まぁ、つまりレッドカードなのをこの国に保護されて王国騎士団で働いてますっ!freedomメンツとは顔見知り!

怜珠

…私がする必要ある??

魔朱羅

早く!

怜珠

…十六夜怜珠。得意系魔法は闇。

怜珠

使い魔はこのコウモリ。肉食だから近付かない方がいいと思う。調理下手だとは自負してる。キッチンには行きたくない。

怜珠

色々訳あってルバート国王直属の部下、王国騎士団で元気に社畜。結構つらい。

るも瀬

今回はなんで、この3人なのかと言うと!今後出せるかが怪しいから!!ごめんなさい!!

るも瀬

私に関しても許可も無く勝手に出されてるからね←

魔朱羅

…まぁ、うん。怒られたら…そこまでで…

怜珠

…はい。自己紹介枠終わり。

るも瀬

さっぱりしすぎでは!?!?

ライアー要素すくねぇなぁ…

もうちょっと入れたかった…

…るもさん!!ごめんねっ!!!めっちゃ勝手に出した!!!しかも転移魔法とか訳わかんないの得意にしちゃった!!ごめん!!やべぇ!!!

腹切りたい!!!←

取り敢えずお借りした方々 ↓↓↓

はいっ!!正直ごめんっ!!←最近そればっかだな。

次辺りにほのぼの回ぶっ込みます!!お楽しみに!!

【募集企画】世界枢軸の魔導士様。

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