手にする鞠を見つめて私は呟く
まふゆ
まふゆ
回想
まふゆ
遊んでいた手毬が私の手を離れて転がっていく
そらる
拾い上げてくれたのは私と同じぐらいの歳の男の子
そらる
まふゆ
まふゆ
そらる
まふゆ
そらる
そらる
そらる
男の子は立ち去る
まふゆ
まふゆ
そらる
まふゆ
そらる
まふゆ
そらる
そらる
まふゆ
今度は立ち止まってくれなかった
でも構わずに私は言う
まふゆ
まふゆ
まふゆ
私はそらるさんの姿が見えなくなるまでそこに立っていた
翌日の午前2時
まふゆ
そらる
まふゆ
まふゆ
そらる
それから私たちは毎晩会うようになった
そしてとうとう
そらる
まふゆ
私たちは禁断の恋をしてしまった
そして現在
まふゆ
まふゆ
そらるさんの事を思い出して頬が赤くなる
外ではふったりやんだりする雨が降っていた
今日は月の最初の日
まふゆ
まふゆ
そう考えながら私はとある部屋に入る
夢の果ての私の心は
酷く落ち着いていた
男
まふゆ
この人は私の婚約者
…強制的な
まふゆ
男
男
まふゆ
私は扇を取り出し美しく舞う
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
私は自分で言うのもなんだけど美しかった
だからたくさんの男たちがアプローチしてきた
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
また、思い出す
暗がりに転がった手鞠を追いかけて
そらるさんと出会った時のこと
まふゆ
まふゆ
まふゆ
私の珍しい本音は
雲間に消えた
まふゆ
どれだけ願っても
あの幸せな日々は遥か昔
私の心はあなたに向いたまま
まるで雪や雨が降りしきるように
雪の結晶が花のように開くように
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
こうして私はまた地に寝っ転がるのだ
チョコチップ
チョコチップ
チョコチップ
チョコチップ
チョコチップ
チョコチップ
チョコチップ
チョコチップ
チョコチップ
チョコチップ
コメント
20件
ごめん、漢字が臨月に見えて赤ちゃんかと思った。ごめんなさい。w
朧月は本当に好き…
朧月めっちゃ好きなんよ…こんな感じの解釈もいいなってなった!チョコチップさんの神楽色アーティファクト自己解釈のお話読むと必ずその歌を聞いてから寝てるんだ←謎の報告