/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
授業中にお昼寝したりカミナリ先生に怒られたり
学校の廊下を走った時から数年後
まふまふ
………
枕に顔を埋めて叫ぶ
まふまふ
やっぱりぬこになれんかったーーー！
まふまふ
(いいよな、猫は気楽で！)
まふまふ
(はあ…猫になりたかった…)
ふとTwitterを見るとある動画が出ていた
それは猫のネットショッピングの動画
もしかすると生まれる世界を間違えたのかもしれない
そんなあなたにいつでもぬこになれる新商品をご紹k(ry
そこで終わっていた
しかもその商品は実際に売っているらしい
まふまふ
…買ってみよう
ポチッとな
翌日
まふまふ
(僕は昔から押し寄せてくる人波が苦手だった)
まふまふ
(ほれ、葉っぱ上げるからこっち来ないで)
まふまふ
(とも思った)
まふまふ
(僕の座右の銘は人の目に触れたくない)
まふまふ
(理想の大人は素早くデスクワークを済ませる感じだったけど)
まふまふ
(いままでの傷が増えて)
まふまふ
(道をそれちゃって)
まふまふ
(気づいたらこんな引きこもりになっちゃったんだ)
自動再生された動画
声
ぬこになりたきゃ手を叩け、はい！
まふまふ
………
僕はもう神にも縋りたかった
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝ
声
ぬこになりたきゃ手を叩け
まふまふ
～っ！
足元のいろはとぽてとをみて叫んだ
まふまふ
君になりたいにゃー！
ピーンポーン
郵便配達員
お届けものでーす
まふまふ
来た…！
被ってみる
すると…！
まふまふ
え…？
髪が黒くなって猫耳が生えていた
まふまふ
やった…！
まふまふ
(猫として戦いて走り出そう！)
まふまふ
(世の身勝手なんて金輪際関わらずに！)
まふまふ
(愛も希望も七転びしとけ！…あ、八転びか)
まふまふ
(にゃにくわない顔をして大人の事情なんてどっかにほっぽって！)
まふまふ
(これからの猫人生を探しませう)
まふまふ
(やっぱり完全なぬこにはなれんかいにゃ？)
回想
ペットショップにて
まふまふ
可愛いなぁ…
店員
この子がお気に召しましたか？
まふまふ
あ…いえ
まふまふ
でも可愛いなぁって
店員
そうですね！
店員
なによりこの子は血統も生い立ちもその他諸々も素晴らしいですから！
まふまふ
……ﾋﾟｸｯ
まふまふ
(そんなもので値踏みをされたんだ、この子達は)
店員
よければこの資料をご覧下s…((
まふまふ
いいです
まふまふ
また見に来ます
店員
は、はあ…
まふまふ
(ふざけるな、ふざけるな)
僕は手を強く握りしめて店を出た
まふまふ
(僕がよく行くあっちの公園)
まふまふ
(他のペットショップ)
まふまふ
(地球の裏側や古今東西でも)
まふまふ
(君は君以外には居ないのに…)
まふまふ
なんでもするからーー！
2度目の僕の叫び声にいろぽては部屋を出ていってしまった
まふまふ
(夜中に丸まって潜り込もうかな、そらるさんのベットに)
まふまふ
(にゃんと素敵な物語！)
まふまふ
(こそこそつまみ食いするのもいいなぁ…)
まふまふ
(もしそれで叱られてもいいもん！)
まふまふ
(瞬きの隙をみてあくびをかましてやる！)
まふまふ
(どこに行く？)
まふまふ
(あっち？こっち？)
まふまふ
(いや…どこへ行ったって僕の未来！)
まふまふ
(それなら…邪魔する人は容赦しないよ…)
まふまふ
(爪立ててやる！)
まふまふ
(いつか可愛い猫耳少女が現れるまで…！)
まふまふ
(…あ、僕の彼女はそらるさんだからね？)
まふまふ
(あくまで娘枠。)
まふまふ
さて…
僕は立ち上がる
まふまふ
こんな世界とおさらばしたいけど
まふまふ
やっぱり本物のぬこにはなれんかいにゃ～
向かうは
そらるさん宅
まふまふ
まふまふ
どうも！そらるさん！
そらる
…よし
そらる
一体何があった
チョコチップ
まあそうなりますよねw
チョコチップ
でもその反応も見てみたいかもw
チョコチップ
さて、
チョコチップ
次はお待ちかね！
チョコチップ
女の子になりたいですっ！
チョコチップ
ではでは
チョコチップ
ばいちゃ！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
