コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
メトリア .
メトリア .
メトリア .
メトリア .
メトリア .
メトリア .
メトリア .
メトリア .
私 は早速車を近くの無料駐車場に停め、 音のする方向へと向かう
なにやら、公園の方で揉め事のような 物音と声がする。
メトリア .
私 は公園の入口へと身を潜めてその会話を聞く。
メトリア .
人の叫び声とともに公園の入口の方へ何個かの物がゴロゴロとこちらへ転がってくる。
メトリア .
人の手と頭と思わしきものがこちらへとゴロゴロと転がってきていた。
メトリア .
私 は思わず 息を飲む。
……多分、人の手と頭だろう。真っ赤に染まり殆ど原型を留めていないが。
目取屋の 私 でも流石に あまりにもグロイのは好きじゃない。
原型を捉えてない物も好きじゃない。
……人殺しだろうか
私 には分からない。
犯人を目視する前に逃げなければ────
そう思い、背を向けた瞬間⋯
" ガシッ "
何者かに肩を掴まれてしまった 。
あ、やばい、と思った瞬間⋯
おい 、 よせ。
低く、バリトンボイスのような声が静かな夜の公園に響く。
メトリア .
絶望的な瞬間に、この男性に救われたような気がした。
────のも束の間、 私 の首にスっと何か硬いものが当てられる。
⋯⋯恐らく、ナイフだろう。
恐怖に足が竦んで 動けない。
あんな " 原型の留めてないもの " を見たからだろう⋯。
" あんなの " 見なければ⋯
⋯と、少々 深く後悔している 私 の耳元で、先程の男性だと思われる低い声が響く。
先程、 " 見たもの " を
誰にも話さないと誓えるか?
⋯恐らく、交渉されてるんだろう。
多分、この応えに『 No 』と応えるなら
私 の首は飛ぶだろう。
⋯私は " 恐怖 " という気持ちを抑えるために
唾を飲み込む。
私 の口から出たのは────
メトリア .
私 は降参するように、両手を上にあげる。
そう応えた数秒後、スっと私の首からナイフと思われる物が下げられた。
『行っていいぞ』とでも言うかのように私は 誰かに背を押された。
⋯少しでも犯人の顔を拝みたかったからなのか、押され、少しふらついた瞬間、
スっと後ろを向いた。
メトリア .
良く暗くて見えなかった
ただ、分かるのは───
血濡れた人物が 大勢いた事だ。
血が 真夜中の月に照らされ、光っている。
メトリア .
⋯物好きの私が見蕩れてしまうほどに。
凄く真っ赤で美しい_♡