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宮侑

西高の監督変わったらしいで

銀島結

ホンマに?何十年もあの人やったのに

宮治

病気らしいわ

銀島結

あ〜…ほな仕方ないわ

角名倫太郎

(そういえば手紙読んでないな)

角名倫太郎

(…帰りにでも読むか)

ロッカーから手紙を取り出す

角名倫太郎

「2年1組の角名倫太郎先輩 明日の放課後、第3体育館の裏に来てください。 直接、伝えたい事があります。」

角名倫太郎

(名前くらい書けよ、怖いんだけど…)

角名倫太郎

(これ無視したらめんどくさくなりそうだし、行くしかないか)

宮侑

よっ角名

くしゃ、と手紙をしまう

宮侑

帰らへんの?

角名倫太郎

帰る。

チラチラとどこからか視線を感じる

教室の扉の方に目をやると、知らない女子が数人こちらを見ている

目が合うと、相手は顔を赤くしてはすぐに目を逸らした

角名倫太郎

(俺の机に手紙を入れたのはあの人か)

女子生徒

角名先輩…!

女子生徒

来てくれたんですね

角名倫太郎

あ、うん…

角名倫太郎

それで、俺に直接伝えたい事ってなに?

女子生徒

あの、その…

女子生徒

私、角名先輩が好きです…

女子生徒

入学してからずっと、角名先輩の事見てて

女子生徒

部活の練習も、試合も、ずっと見てきました

女子生徒

先輩のプレーも、性格も、か…顔も

女子生徒

全部大好きです…!

女子生徒

もしかしたら、先輩も私の事認知してくれてるかもって、思ったんです

女子生徒

…ほら、今日だって目が合いましたよね?

女子生徒

あれは私の事知ってて目を合わせたんじゃないんですか?

角名倫太郎

…あのさ

角名倫太郎

申し訳ないんだけど──

と、その時

秋森さんが俺の前を通った

秋森 🌸

この荷物どこに──

秋森 🌸

─────え。

角名倫太郎

(は、秋森さん!?なんで…)

秋森 🌸

ご、ごめんなさい!!

秋森さんは持っていた重そうな荷物を床に置いたまま走ってその場を去っていった

角名倫太郎

いや、ちょっと…!!

女子生徒

あのっ、角名先輩

角名倫太郎

ごめん俺行くわ

女子生徒

は、はい?

俺は秋森さんを追って走った

…咄嗟に、逃げてしまった

私には関係ない事なのに

秋森 🌸

(なのにどうして、こんなにも胸が痛いんだろう…)

するとコツコツと近くから足音が聞こえてきた

角名倫太郎

秋森さん!

秋森 🌸

角名、くん…

秋森 🌸

ど、どうして?あの子は?

角名倫太郎

あの子?

角名倫太郎

いや…断った。

秋森 🌸

えっ……

秋森 🌸

良かったの?

角名倫太郎

何が?

秋森 🌸

あんな可愛い後輩断るなんて…

角名倫太郎

知らない人だし、最初から断るつもりだった

角名倫太郎

…てか、なんで逃げたの

秋森 🌸

それはその…!

秋森 🌸

じ、邪魔だったかな〜…って。

秋森 🌸

ほら、なんかすごく良いムード?だったし…

角名倫太郎

全然良いムードなんかじゃなかったけど

角名倫太郎

秋森さんはアレが良いムードだと思うんだ

秋森 🌸

いえ、思いません……

角名倫太郎

じゃあなんで逃げたの

秋森 🌸

それは…

秋森 🌸

ほ、ほんとに邪魔だと思って…

角名倫太郎

…邪魔じゃないし

角名倫太郎

俺にとってはむしろ居てくれた方が…

秋森 🌸

…?

角名倫太郎

……何でもないです……

角名倫太郎

…あの置きっぱなしの荷物、取りに行こう

秋森 🌸

あ、うん…!

秋森 🌸

でもあの後輩さんまだいるんじゃ…

角名倫太郎

流石に帰ったでしょ

角名倫太郎

…多分。

秋森 🌸

多分……

秋森 🌸

…というか、角名くんはなんで私を追いかけて来たの?

角名倫太郎

……秋森さんに、誤解されたくなかった。

秋森 🌸

私に?

角名倫太郎

まぁ…誤解されて広められたりしたらたまったもんじゃないし

秋森 🌸

もう、そんな事しないよ!!

一方その頃女子生徒は

女子生徒

(あの女…!)

女子生徒

(角名先輩の事…)

女子生徒

(私の彼氏の事、奪おうとするなんて…)

女子生徒

(許せない!!!!)
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