すち、と2階から声が聞こえた
あ、そうか
ひまちゃん足使えないんだ
俺はらんらんを寝かしたソファーを立ち、2階へと向かった。
すち
暇72
俺は暇ちゃんをお姫様だっこ?みたいなので一階まで運んだ
ろくに食事も取ってないせいか、 体は軽すぎた。
すち
暇72
暇72
そう言って腕の中でケラケラ笑う
そんな彼の腕は本当に枝のように細く
怖いほどに角ばっていた。
すち
すち
暇72
すち
すち
暇72
暇72
すち
暇72
暇72
すち
すち
すち
すち
暇72
暇72
暇72
暇72
すち
暇72
暇72
すち
暇72
暇72
暇72
暇72
すち
おじいちゃんになってもずっと
すち
そう言ってた
彼にはもう、ありえない世界だった
おじいちゃんになってもずっと、 俺といるって、
言ってた気がした。
また一つ思い出す。
淡く、透明なそれは
シャボン玉のように俺の脳を飛ぶ。
俺もずっと一緒がいい。
さっきまで暇ちゃんが寝てたベッドに飛び込む。
顔を埋めれば暇ちゃんの匂いがした。
すち
変わらない結果
俺はなんど
この言葉を発しただろうか
ベッドの隣に置かれた車椅子を畳んで
俺も一回に向かった。
らん
暇72
らん
らん
らん
コメント
6件
おじいちゃんになっても、かぁ、、 切な、、。けど、感動! 神作品感謝
さいこーです…涙でた 続き楽しみです