彼女は目をつぶる
高木
あれは何だったんだ。
俺は今日起こった事をもう一度思い出す。
高木
ただの見間違い…だよな…
高木
…
高木
忘れよう。
そうつぶやいて今日は何も無かったことにしようとしていた。
その日の夜LINEの通知音がなる。
ピコンッ
高木
ん?なんだ?
俺はスマホを見る。
彼女からのLINEだった。
LINE
七瀬
「やっほ〜!!今日はサングラスありがとう!」
七瀬
「明日土曜日だよね!どうせ暇なんでしょ?」
七瀬
「一緒にあーそーぼーっ!」
と書かれていた。
今日の事を誰にも言わせないためだろうか…
まぁいい。どうせ暇だし。
LINE
高木
「別にいいよー。」
七瀬
「おお!ノリいいねー!!」
七瀬
じゃあ◎時に△フン…
次の日
俺はお出かけ用の服を着て待ち合わせの場所へ行く。
ついた時すでに彼女はサングラスをして待っていた。
七瀬
お!きたきた!
俺は無言で彼女のもとへ行く。
彼女は何やら不機嫌そうな顔をしてこっちを見ている。
え、俺悪いことしたんか?遅刻はしてないし……
高木
どうした?
そうやって彼女に聞いてみる。
七瀬
…
七瀬
「ゴメン待った?」とか言わずに無言で来るとか……
高木
バカ。そんなこと言うか
高木
カップルじゃないんだから。
そう言って俺達は少し笑った
七瀬
よし!
七瀬
今日はとことん私に付き合ってもらうよ!!
高木
はいはい。
そう言って俺達は色んな場所に行った。
七瀬
わぁ!見て!
七瀬
これが本物のゾウなんだ!
俺達は動物園に来た。
七瀬
テレビでしか見た事なかった!!
高木
お前一人で来た時とか目開けて見ないのか?
七瀬
ううん。
七瀬
音と匂いしか分からなかった!(笑)
高木
そうか。
七瀬
ふふーん!
七瀬
あせあせ
七瀬
よし!次行くよ!
高木
ほんで次はどこですか七瀬様。
七瀬
次は水族館だぞ!高木くん!
高木
また生き物かよー。
続く