TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)

ガチャッッ

スズ先輩

!?何何

他生徒

ねぇスズ!!!やばいよ!!あ...その子が噂のトアちゃん?
ってそんな事はどうでもよくって

スズ先輩

どうしたの?落ち着いて話して

他生徒

それがッ......!!!s

ヴーヴー!!!!!

敵襲!!敵襲!!直ちに外へ迎え!!!

トア

......(忙しいな...休む暇もなかった

スズ先輩

行くよ(バッ

トア

はい(バッ

他生徒

トアちゃんほんとに何者

スズ先輩

そんな事は後
あなたも早く行くよ

他生徒

うん

ダダダダッッッ

タッタッッタッ

隊長

第7部隊集合!!!

トア

バッ...

隊長

カイいるか?

カイ

います

隊長

全員いるな
いいか?これは練習じゃない

隊長

トア...お前は初めてだが指示に従って動けばいい
しかし予想外の事もあるから警戒はしろ

トア

はい

スズ先輩

第1部隊から第12部隊まで応戦に行け!!!!

はい!!!

トア

(団長的な方だったんだ...

隊長

第7部隊行きます!!!
ちゃんと着いてこいよ((ボソッ

隊長

チッ...霧で見えずらい

クッ...ッ!!う"

お"ら"ぁぁぁ"!!!!!

ダメだッ!!何も見えません!!

スズ先輩

ッ...どうしたら...

トア

僕に任せて

スズ先輩

え...?

トア

スッ......

ブワァァァッッッッ

ピタッッ

え...?

動かなくなって...

スズ先輩

今...あなたが...?

トア

ッ...ごめんなさい((ボソッ.......(ググググッッ

スズ先輩

!!?だ...大丈夫!?

バラッッッッ

うぉ"!?

チリになった...

え...あれってもしかしてあの転校生のトア...?

う...うぉおおぉぉぉおおぉぉお!!!!!

すっげぇえ!!

一瞬で全部倒したぞ...

隊長

...本当に...何者...?

カイ

トアはサリバン様の孫だよ

は!?

隊長

え...マジで三傑の孫来たのか...?
じゃあ助けに来たって...

スズ先輩

大丈夫!?トアちゃん!!!

トア

...大丈夫です
それより怪我人がいるところに...

スズ先輩

え...えぇわかったわ
こっちよ

ザワザワ

ザワザワ

本当にいないぞ

すげぇ...

スズ先輩

ここよ...あなたもやすn

トア

...スッ...

パァアァァアッッッ

スズ先輩

え?

ザワッッッ

他生徒

!?治った...治ったぞ!!!

他生徒

う...腕が...無くなった腕がある...

うぉおおおお!!!!!

スズ先輩

え...あの量を...一瞬で...

え...?トアって三傑の孫なの?

スズ先輩

!?え(バッッ

スズ先輩

あれ...?トアちゃん...?どこに行ったの

先生

本当か!?

トア

はい...もしかしたら生き残りがいるかもしれません
注意だけはしといてください

先生

あ...あぁ

先生

怪我も治したって...本当なのか...?

トア

はい...ですが...もう少し早く動けてたら...(グッ

先生方

......トア...そんなに溜め込むな
お前は転校初日にも関わらずこんだけの事を
してくれたじゃないか

先生方

少しは休め...能力が使えたとしても...
体に限界はくる

トア

ッ...それじゃあ...ダメなんですッ...
僕は...三傑の孫として...

完璧じゃないとッ

レディ・レヴィ¦学園長

それは違うわぁ...(ポンッ

先生方

!?学園長

トア

ビクッ!?)レディ...レヴィ様...

レディ・レヴィ¦学園長

あらあらここでは学園長よぉ〜

レディ・レヴィ¦学園長

ちょっとトアちゃん借りるわねぇ

先生方

あ...はい!

トア

...

レディ・レヴィ¦学園長

トアちゃん...貴方はケトで強い...だけどね?
貴方はまだ子供...

レディ・レヴィ¦学園長

無理のし過ぎは良くないわ
さっちゃんが心配するわよ?

トア

......この位は...どうって事ないです

レディ・レヴィ¦学園長

この位...?...トアちゃん...
聞きたいことがあるの

トア

なんですか...?

あなたの過去を教えて頂戴

トア

......
申し訳ございませんそれは出来ません

レディ・レヴィ¦学園長

...知ってるわ...辛い過去があるんでしょう?
それを話すのも勇気がいるでしょう...

レディ・レヴィ¦学園長

私はね...学園長として...1人の生徒を救いたい
だから......話して欲しいの...

トア

...... .. . ...

レディ・レヴィ¦学園長

ギュゥッ)...泣いていいのよ...辛かったわね...
もう大丈夫よ...過去は忘れて今を楽しみなさい

トア

......ッ(ウルッ
(怖い...人を殺して罰せられるのか...また...ッ...

トア

(苦しかった...辛かった...僕は復讐をした...だけど
...でも...

忘れられない記憶

トア

...ッポロッ(体が...記憶が...全部覚えてる...
あの時は感情なんて無かった...

トア

ッう"ぅ...ポロポロッ(怖い...思い出すだけで震える...
苦し..かった......辛い...怖いッ...誰かッ...だ..れか

...助けてッ─────(ボソッ

レディ・レヴィ¦学園長

ギュゥゥ...(さっちゃん...
トアちゃんがやっと泣いて...やっと...

本音が出たわよ

いつも見てきた

ずっと辛そうだった

声には出していないけど...

顔に出てた

お姉ちゃんは成功作だから

能力を与えられ

全て任され

でも...俺には見てる事しか出来なかった

自我を保つので精一杯だった

お姉ちゃんが復讐した後俺は

手がかりなど色々見て回って見た

やがて薬も見つかり精神も安定した

そしてある日...お姉ちゃんの

日記を見つけた

その日記の内容は

今日した事...された事...全てが書いてあり

必ず最後には

「絶対皆を助ける」

と書いてあった

皆ってのはおそらく失敗作の俺ら

お姉ちゃんは強いから...そう強い

だからこそ正義感が強くなる

その結果

実験してた奴らを殺してくれた

俺らは開放された

俺らだけ

お姉ちゃんは開放なんてされていない

人を殺した罪悪感

助けてあげれなかった子達の罪悪感

もっと早くに楽にしてあげればと思う罪悪感

お姉ちゃんは罪悪感でいっぱい

後悔や不安、恐怖

それら全てを抱え逃げ続けていた

そしてまた...お姉ちゃんは

"人を助ける為に生き物を殺した"

レディ・レヴィ¦学園長

...泣き疲れちゃったのね...寝ちゃったわ
...ごめんなさいトアちゃん...
貴方の過去...

見させてもらうわ

レディ・レヴィ¦学園長

ッ...ッ......あなたは...ずっと
これを抱えて...ッ...ごめんなさい...
もっと早くに知っていれば...

レディ・レヴィ¦学園長

...とりあえず...さっちゃんに
伝えないとッ......

私が見た過去は

想像以上に

残酷で...恐ろしくて...とても...

怒りが湧いてくる

私は軽い気持ちで辛かったねといってしまった

休ませてあげたかった

こんな事は想像もしてなかった

この子は...ずっと耐えてきてたんだ

トアちゃんはずっと心の中で叫んでた...

でも...分からなかった

この子の心はどうしても読めなかった

と言うより真っ黒で塗り潰されていた

でも...泣いた事で心が読める様になった

トアちゃんは今...

助けを求めている

いや..."今も"

レディ・レヴィ¦学園長

...もう大丈夫よ...
私達が...助けてあげるから

サリバン

来たよ〜!!

レディ・レヴィ¦学園長

シーーーッ!!!今トアちゃん疲れて寝てるの

サリバン

あ...ごめんね
で...どうしたの?今すぐ来てって

レディ・レヴィ¦学園長

...さっちゃんは

トアちゃんの過去を見た?

サリバン

見てないよ...見て欲しくなさそうだったし
でも予想は着くかなぁ

レディ・レヴィ¦学園長

...ごめんね...私...トアちゃんの
過去を見させてもらったわ

サリバン

......そっかそっか...トアちゃんは
過去で...どうだったの?

レディ・レヴィ¦学園長

ッ...見た方が...早いわ...

サリバン

...君がそんなに言うって事はよっぽどなんだね
......トアちゃんごめんね(ソッ

この作品はいかがでしたか?

101

コメント

0

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store