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甲斐田くんは、同じメンバーの社長の事が好きだった。
それを何故か甲斐田くんは、僕に相談をしてきた。
それから数ヶ月後、甲斐田くんは真剣な面持ちでこう言った。
甲斐田晴
剣持刀也
僕は知っていた。前から分かっていた。
社長の好きな人は...甲斐田くんじゃなく、ふわっちだ。
このままだと、甲斐田くんは傷ついてしまう。それは何故か凄く嫌だった。
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
良い言い訳の仕方を探していた。甲斐田くんを傷つけず、告白をさせない方法を。
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
言った途端、すぐ後悔した。 甲斐田くんの事がそういう意味で好きなんて、口先でしかないのに。
剣持刀也
こんな事言っても、断られるだけ。だって、甲斐田くんの好きな人は社長なんだから。
でも、甲斐田くんから返ってきた言葉は、あまりにも軽かった。
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
(お人好し過ぎない?こいつ。)
なんて無防備なんだ。甲斐田くん、あんたってやつは。
好きでもないやつの言葉に耳を傾けて、自分の決断をすぐ先延ばしにして。
(...僕が守らなきゃ。)
それから、僕は変わった。
あれからまた数ヶ月後。今に至るが、僕は仕事で甲斐田くんに会う度、話しかける様になった。
あの時から変わったことといえば、僕が甲斐田くんを本気で好きになった事だろう。
最初は嘘でも、今は本気だ。絶対に落としてみせると決めた。
剣持刀也
僕はいつも、甲斐田くんを見掛けると、露骨に嬉しそうな顔をして見せる。
甲斐田晴
それにいつも、甲斐田くんは戸惑っている。 そこがまた可愛い。
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
分かってるよ。
甲斐田くんのこれは社交辞令。僕の事をただ可哀想だと思ってるだけ。
好きな人の恋愛相談を聞かせて、申し訳ないと思っているだけ。
だが今はそれでいい。今はそれを利用する他ないから。
彼の情けに感謝をする他ないから。
甲斐田晴
甲斐田くんは、にこやかに手を振ってその場を去っていった。
僕も、手を振り返した。
剣持刀也
(絆されてしまいそう。)
剣持刀也
第一章「恋は連鎖し、盲目となる。」[完]
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