⚠注意⚠
※司類、ちょい彰類が含まれる 白黒百合の派生です! マジで私の欲望のままに書いてます ルイくんがか弱い。すぐ泣く ⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️
ツカサ
とても綺麗な花畑の中、オレは花冠を作ろうと花を摘んでいた。
ツカサ
この花畑にはよく来る。
この花いっぱいの景色を見ていると、すごく落ち着くから。
ツカサ
〜〜〜♪♪
ツカサ
ご機嫌に花を摘んでいれば、ふと鼻歌が聴こえてきた。
凄く綺麗な音色だ。なんだか安心するような、そんな音色。
〜〜〜…♪
脳内に響き渡る。
ツカサ
その綺麗な鼻歌の聴こえる方へと足を進める。
〜〜…〜〜〜♪♪
その鼻歌の主をひと目見たくて夢中であるく。
そうして気がつけば、景色がかなり変わっていた。
少しボロっとした場所。木の枝やら葉やら、そこら中に散らばっている。だが、そこに咲く花はかなり手をかけて育てられたかのような美しさ。
〜〜♪
ツカサ
先程よりも大きく聴こえる鼻歌。
ツカサ
〜〜〜♪♪
もう少しだけ近づいてみる。
ツカサ
向こうの方に凄く美しい人物が見え、すぐにそこに立っている一本の木の陰に隠れる。
少し癖のある藤色の髪に、水色が差し掛かっている。蜂蜜のような色をした瞳に、片方は髪の毛に隠れている。
そして、手には一本の黒百合。
ツカサ
思わず声に出てしまい、咄嗟に口を抑える。
あの鼻歌を止めたくない。
彼は気づいてないみたいで、ホッと胸を撫で下ろす。
__これが一目惚れ、というやつなのだろうか。
ツカサ
ああ、笑った。なんて美しいんだろう。
先程から手元にある黒百合を愛おしそうに眺めている。
その黒を白に染めてしまいたい。
ツカサ
すべての欲を抑え込み、もう帰ろうと後ろを振り向き歩き出す。
バキッ
ツカサ
まずい。木の枝を思い切り踏んでしまった。
こんな漫画にあるようなミスをした自分が恥ずかしい。
ツカサ
声までも美しい。透き通るような、優しく温かい声。
いや、今はこんな事を考えている場合じゃない。
ツカサ
観念し、木の陰から姿を出す。
ツカサ
ツカサ
急に様子がおかしい。
ツカサ
さっきから声をごもごもしている。
ツカサ
ツカサ
気づけば涙目になっていた。
ツカサ
彼の方にスライディングするように向かい、彼の手を握る。
ツカサ
ツカサ
ツカサ
ツカサ
ツカサ
その蜂蜜のような瞳から宝石のような涙がぼろぼろとこぼれ落ちる。泣いてしまった。…いや、泣かせてしまった、の方が正しい。
ツカサ
そう言って彼の頭に乗せたのは、先程作っていた花冠。大きな帽子を被っており、背伸びをしないと乗せられない高さだった。そこには既に黒百合が飾られてありが、お構いなしに自分の作った花冠を乗せた。
ツカサ
尚泣き続ける。
ツカサ
ツカサ
ぎゅっ
もうどうすれば良いのか分からなくなってしまい、咄嗟に抱きしめる。
よく「抱きしめられると安心する」というのを聞くから抱きしめてみたが…どうだろうか。
ツカサ
ドンッ
ツカサ
オレの胸に手を当てたかと思えば、思い切り突き飛ばされてしまった。
ツカサ
名前も聞けないまま、小走りで向こうの方へ駆け出す。
ツカサ
すると、ピタッと一瞬だけ立ち止まり、キラリと光ってこぼれ落ちる宝石のような涙が見えて、かと思えばまたもや走り去ってしまった。
ツカサ
ツカサ
先程までの自身の行動を振り返りながらとぼとぼと元いた場所へと帰りだすのだった。
ツカサ
戻ってきた、さっきよりも明るいであろう場所。
だが、オレにはさっきの場所の方が明るい気がした。
ミノリ
ツカサ
無邪気な笑顔でこっちへ向かってくる彼女はハナサト。オレの可愛い後輩みたいな存在だ。
ミノリ
ツカサ
ミノリ
ツカサ
ツカサ
そこでふと思い出す。きっと彼は、オレが…人が来るのが嫌だったんだろう。
ツカサ
ミノリ
ツカサ
ミノリ
カナデ
ミノリ
カナデ
ミノリ
カナデ
ミノリ
ツカサ
ミノリ
カナデ
ツカサ
とても素敵なお誘いだったのに、断ってしまったことに少し罪悪感を抱きつつも考える。
オレは先程、『人が来るのが嫌だったんだろう』…そう思い、「行かない方がいい」と言った。
だが、それは違うみたいだ。
オレはただ、あの場所は秘密にしたい、彼と会えるのはオレだけが良い。そんな事を思ってしまった。
ツカサ
彼はきっとオレのことが嫌いだ。初対面なのに嫌われてしまった。そうに違いない。
いや、まぁ初対面で好きになる方がおかしいと思うが。…ああ、オレか。
それはさておき、こんな奴にこんな気持ち抱かれて、彼も可哀想だと嫌でも思ったてしまう。
ツカサ
いや、行くっきゃないだろう。約束を破るほうが最低だ。
…約束?いや、オレの一方的な言動だろ。
ツカサ
そんな事を思いながら、明日彼へ贈る花冠を再度作る。
アキト
ルイ
アキト
ルイ
アキト
ルイ
アキト
アキト
ルイ
アキト
ルイ
アキト
アキト
ルイ
アキト
ルイ
アキト
ルイ
アキト
ルイ
アキト
アキト
マフユ
アキト
マフユ
ルイ
アキト
ルイ
アキト
そう言って僕の頭を撫でるアキトくん。
マフユ
マフユくんはずっとこちらを見ている。やはり怒っているんだろう。
ルイ
アキト
ルイ
涙を拭おうと、僕の目元にアキトくんの指が触れる。
ルイ
シズク
向こうの方に人影が見え、こちらへ近づいてくる。
ルイ
シズク
アキト
アキト
シズク
アキト
マフユ
シズク
マフユ
シズク
ルイ
アキト
シズク
アキト
ルイ
アキト
バタンッ!
ルイ
シズク
ルイ
シズク
ルイ
シズク
ルイ
シズク
シズク
ルイ
シズク
マフユ
ルイ
マフユ
シズク
ルイ
ルイ
シズク
シズク
ルイ
シズク
ルイ
シズクくんは、いつもずっと部屋に閉じこまっている。
散歩なんかに誘えば嬉しそうに承諾し、着いてきてくれるものの、自分から外へ行こうとしているとこなんて見たことがない。
シズク
ルイ
シズク
シズク
シズク
ルイ
シズク
シズク
シズク
シズク
ルイ
シズク
ルイ
シズク
ルイ
シズク
シズク
ルイ
シズク
ルイ
シズク
シズク
ルイ
シズク
シズク
ルイ
シズク
シズク
ルイ
シズク
ルイ
ルイ
ルイ
シズク
シズク
ルイ
あの白百合さんに……「また会った時」、か…
あと何話か続きます!!😌
順番としては、 白黒百合 ↓何話か 冬彰オメガバ ↓多分1話 騎士パロ ↓未定 サイバーパンクパロ ↓未定 彰類、冬類(未定 ざっとこんな感じな順番になるかなーって思ってます
未定ってのは、1話詰め込めない場合は何話かに分けて書くし、いけそうだったら1話に詰め込みます。
リクエスト順にしようと思ったんですが、描きやすい順にしてしまった…申し訳ない🙇🙇
まあ楽しく書き書きします✍️✍️
ばいルル👋